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令和元年度 第1回男女共同参画推進委員会概要
更新日:2019年12月3日
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日時:令和元年9月12日(木曜日)午前10時~正午
場所:ぐんま男女共同参画センター 4階 大研修室
出席:委員9名、事務局14名
議事概要
1 男女共同参画の年次報告について
群馬県男女共同参画推進条例第7条により作成する「群馬県男女共同参画年次報告書(平成30年度実績報告)」(案)に基づき、平成30年度における県の男女共同参画施策の実施状況の概要等について、報告が行われました。
主な意見等
- 群馬県男女共同参画基本計画の参考指標のうち、基本目標2の1番目の項目は「県職員の男性の育児休業等の取得率」と、対象が県職員であるが、その他の項目の対象はどういう方か。
- 群馬県男女共同参画基本計画の数値目標の達成状況をみると、様々な取組をすすめていることがわかるが、目標値や最新値はどのように決めているのか。
- 群馬県男女共同参画基本計画の数値目標のうち、基本目標4の「家族経営協定締結農家数」について、達成度は38.7%とあるが、分母となる群馬県内の農家全体数はどれくらいか。
- 群馬県男女共同参画基本計画の参考指標のうち、基本目標2のセクシュアル・ハラスメントの相談件数は、平成26年度との比較で、平成29年度は約6割に減少し、マタニティ・ハラスメントは約2倍に増えている。この数字の変化について、被害自体が減って相談も減っているのか、被害にあっても相談先がわからなくて減ったのか、どのように分析し、対応しているのかうかがいたい。
- 群馬県男女共同参画基本計画の参考指標のうち、基本目標1の「公立学校の教頭以上に占める女性の割合」について、中学校の数字が低い要因の分析は難しいとは思うが、女性の管理職がもっと増えるように施策を頑張っていただけたらと思う。
- 群馬県男女共同参画基本計画の参考指標「県職員の男性の育児休業「等」の取得率」の「等」の分析はできているか。
- 県職員で育休をとった人の取得日数はどれくらいか。
2 令和元年度実施事業の進捗状況について
群馬県の男女共同参画の推進に係る令和元年度の各課の主な実施事業の進捗状況について、報告が行われました。
地域における女性活躍推進事業のほか、ぐんま男女共同参画センター事業計画、子ども・子育て支援制度推進、子どもの居場所づくりの推進、生活困窮者自立支援、生活習慣病対策、女性農業者活動支援、働く女性の活躍支援、学校・家庭・地域の連携協力推進などの進捗状況が報告されました。
主な意見等
- 「地域女性活躍推進事業補助金」について、交付対象が前橋市、太田市とあるが、これは市が申請することを検討しなければ、市に対し、いつまでも交付金が出ないということか。
- 12市はすべて、女性活躍推進計画を定めているか。
- 群馬県男女共同参画基本計画の数値目標「25歳~44歳の育児をしている女性」の有業率が71.0%まで上がってきている。非正規もかなり含まれているとは思うが、まだ、何となく地域のお母さん達は働いていないというイメージで物事が進んでいるような気がする。多数が働いているんだという前提で、地域行事やPTA行事なども取り組めないか。みんな働いているということをもっと周知し、みんなが知ることが、必要ではないかと思う。
- 生涯学習課の、群馬県人権教育充実指針の「女性」に関する学習とは具体的にはどういうものか。また、女性のみならず、男性の課題も男女共同参画の推進に関わるのではないかと思うがどうか。
- 男女共同参画の視点をもって、学校教育の場でも人権教育を推進していただくよう、室からも働きかけてもらいたい。
- 「放課後子ども教室」については、県と市町村でどのような連携を図っているのか。また、市町村のそれぞれの取組に対し、県からの指導はあるのか。
3 第4次ぐんまDV対策推進計画重点施策の進捗状況及び第3次計画の評価(まとめ)について
「第4次ぐんまDV対策推進計画」重点施策の進捗状況及び「ぐんまDV対策推進計画(第3次)」の重点施策の達成状況について、事務局より説明が行われました。
主な意見等
- 学校の指導者に関するデートDV研修は、実際に、校長先生や教頭先生が研修を受けられるような機会か。
- 「女性に対する暴力被害者支援機関ネットワークの充実」とあるが、これはどのようなネットワークか。
- 現在、即、避妊ができる薬があるが、被害者を医療機関につなぐという対応などはしているか。
4 ぐんま男女共同参画センター相談体制の見直しについて
ぐんま男女共同参画センターの相談体制の見直しについて、事務局より説明が行われました。
主な意見等
- 意見なし
5 令和元年度男女共同参画社会に関する県民意識調査の実施について
「令和元年度男女共同参画社会に関する県民意識調査」の概要について、事務局より説明が行われました。
主な意見等
- 「妊活」についての意識に関する調査項目を入れた方がいいのかなという思いもある。少子化の問題もあるし、男女問わず、不妊治療のために会社を休みにくいなどの問題もある。「妊活」に関する項目を入れるかどうかの検討があったか等お聞きしたい。
- 今回初めて、インターネット調査を行うということであるが、地域や年齢など偏りがないようにするため、具体的にどのように行うのかうかがいたい。
- 高齢者の方でネット操作をしない方もいると思うので、その辺も考慮の上、偏りがないようにしていただきたい。
- ワーキンググループでの意見が記載されているが、それは、すべて反映されるという理解でいいか。
- 2,000人の回答を得るということだが、群馬県全体の中で2,000人は統計として少なくないか。
- 女性が増えた方がいい職業を聞いているが、選択肢に「医師」をいれたほうがいいのではないか。
- 女性が職業を持つことについての質問は、すべて結婚していることが前提の質問になっている。結婚しない女性が増えているなかで、「仕事をずっと続けて行く」という選択肢があってもいいのではないかと思うがどうか。
- 前回調査のなかに「あなたは男は仕事、女は家庭という考え方をどう思うか」という質問があるが、これに対し、「そうは思わない」という回答がすごく多い。この回答は「男性も家事をやり、女性は仕事も家事もする」という意味だと思うが、逆の形の「男性が家庭に入り、女性が仕事をするというのをどう思うか」という質問にすると、もしかしたら結果が変わるかもしれないと思った。
- インターネットを利用した調査ということだが、パソコン、スマホ、両方からできるのか。
- 調査項目を検討する中で、調査項目がどんどん増えてしまうと思うが、回答する側とすると、できれば少なく答えたいというのがある。例えば、全部答えると全体で所要時間が何分ということが表示されるなど、ある程度目安があると、ちょっとした隙間時間にやってみようかなということになるので、そういうものが入れられればいいのではないかと思う。
- 2,000人達成できたら、過去最高の回答者数になる。これまで、若い人の回答が少なかったので、その部分についても、期待ができると思う。