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平成29年度ぐんま輝く女性表彰 受賞者の決定について

更新日:2019年10月17日 印刷ページ表示

ぐんま女性活躍大応援団ロゴ画像

 

 

群馬県では、「ぐんま女性活躍大応援団」を設置して、県内企業や団体等と共に、地域ぐるみで女性の活躍を応援する県民運動を展開しています。
 この一環として、男女共同参画の推進に顕著な功績のあった方を称えるとともに、女性活躍の身近なモデルを示す「ぐんま輝く女性表彰」を創設し、すべての女性が輝く環境づくりを推進します。
 平成29年度の受賞者は、以下のとおりです。(敬称略・五十音順)

1 ぐんま輝く女性功労賞

 県内において男女共同参画の推進に積極的に取り組んでおり、他の模範であると認められる個人を表彰します。

五十嵐 三枝子(いがらし みえこ)

五十嵐三枝子氏の写真

 昭和61年から玉村町文化協会会員として所属。平成19年から平成28年までは当協会の副会長として、「玉村音頭」を伝承するため、有志を集め、普及活動を開始。練習会や講習会を重ね、地域のネットワークを構築し、玉村町のふるさとまつりや町民体育祭等で踊られるようになり、町内の人々に玉村音頭を浸透させた。平成29年度からは会長としてリーダーシップを発揮している。
 また、平成27年4月から29年3月は玉村町上新田地区の区長を務めるなど、地域における伝統文化の伝承と普及に尽力するのみでなく、地域におけるネットワーク形成・地域における男女共同参画の推進に寄与している。

井田 喜代子(いだ きよこ)

井田喜代子氏の写真

 主として首都圏で活躍する群馬県出身の企業経営者等からなる団体である上毛倶楽部において、数少ない女性として平成13年から15年間常任理事を務め、女性会員の掘り起こしを行うとともに、女性の視点から団体運営に貢献してきた。平成28年からは女性初の副理事長に就任している。
 また、女性の地位向上や万人の人権を求めることを目的にしている「国際ソロプチミスト」の前橋会長や東リジョン委員を務めるなど、女性の地位向上、社会進出を促すための活動に尽力している。

2 ぐんま輝く女性チャレンジ賞

 政策方針決定過程への参画や地域貢献活動等、様々な分野にチャレンジすることで輝いている女性個人・女性団体を表彰します。

秋山 麻紀(あきやま まき)

秋山麻紀氏の写真

 平成27年にまちづくり活動団体「まきばプロジェクト」を立ち上げ、伊勢崎市内を中心に、市民参加のマルシェイベントやワークショップ、異業種交流会等多彩なイベントを年間20回程度開催し、市民に豊かな時間や空間を提供するだけでなく、地元のクリエイターや飲食店等が活躍し、利益を出せる場になっており、地域での経済循環を創出している。
 また、県広報課の「女性の視点を活かしたイメージアップ検討会議」の民間委員や県商政課主催の「地域・まちなか活性化コンペ事業」の審査委員を務め、県のイメージアップやコンペ事業の成功に大きな役割を果たすなど、政策方針決定過程に参画し、主導的な立場を担っている。

竹下 裕理(たけした ゆり)

竹下裕理氏の写真

 女性の視点を施策に反映させるために平成26年度に発足した群馬県農畜産物販売戦略協議会の部会である「女子会」に会長として参画し、主導的立場を担っている。
野菜ソムリエ上級プロやフリーアナウンサーとしての幅広い知識で牽引し、群馬県産の農畜産物の認知度向上と消費の拡大に貢献している。
 また、フリーアナウンサーとしての知識とノウハウを活かし、わかりやすく、親しみやすい「生産者の顔が見える」農業の現場の魅力を発信し、地域の農業の活性化に寄与している。

3 ぐんま輝く女性支援賞

 様々な女性のチャレンジについて積極的な支援を行っている個人・団体を表彰します。

公益社団法人 群馬県医師会(こうえきしゃだんほうじん ぐんまけんいしかい)

公益社団法人群馬県医師会の写真

 平成24年度に、女性医師等の子育てと仕事の両立を支援するため「保育サポーターバンク」を設立。育児支援を必要とする県内の女性医師等に対して、子育て医師保育支援相談員がそのニーズに沿った保育サポーターの情報提供・紹介を行っている。保育サポーターが行う支援の内容は、サポーターが保育と併せてできる範囲であれば制限はなく、子どもの預かり保育や送迎、病児・病後児保育、家事支援など多岐にわたる。
 1人の子育て中の女性医師等に対し保育サポーターがチームで支援することで、発熱等での急な呼び出しにも対応可能にするなどの体制をとっている。保育サポーター自身にとっても、家事と子育てや介護をしながら常勤での勤務をすることが難しい女性たちが積極的に登録できる制度であるため、保育サポーターバンクを利用する側、支える側の両者にとって、女性の活躍する場を提供する橋渡しの役目となっている。

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