平成23年地価公示結果

更新日：2013年9月18日印刷ページ表示

県内の地価動向の概況

平成23年地価公示では、全用途の対前年平均変動率は、－4.5％であり、平成5年に下落に転じて以降、19年連続して下落しました。
また、対前年平均変動率の推移を見ると、平成20年－1.5％、平成21年－2.0％、平成22年－3.7％、平成23年－4.5％と、平成21年に下落幅が拡大に転じて以降、3年連続で下落幅が拡大しました。
用途別の対前年平均変動率は、住宅地－4.1％、商業地－5.1％と下落しており、準工業地、工業地、市街化調整区域内宅地を含め全ての用途で下落しました。
また、全ての用途で、前年より下落幅が拡大しました。
地価公示の標準地396地点のうち、対前年変動率がプラス又は0％の横ばいとなった地点は、ありませんでした。プラス又は0％の横ばい地点がないのは、前年に引き続き2年連続です（平成21年地価公示では0％の横ばい地点が2地点ありました）。
住宅地の対前年平均変動率を市町村別で見ると、大泉町の－5.8％が最も下落率が大きく、次いで桐生市、みどり市及び板倉町の－5.6％の順でした。
商業地の対前年平均変動率を市町村別で見ると、桐生市の－8.2％が最も下落率が大きく、次いでみなかみ町－7.7％、大泉町－6.5％の順でした。
下落率が最も大きい地点は、商業地では、桐生5－1「桐生市本町5丁目字5丁目60番5」（本年価格65,600円／平方メートル）の－9.5％であり、住宅地では、高崎－24「高崎市下豊岡町字原郷179番6」（本年価格55,800円／平方メートル）、桐生－3「桐生市梅田町2丁目字栗生45番2」（本年価格25,200円／平方メートル）及びみなかみ－3「利根郡みなかみ町湯原字上ノ平283番5」（本年価格27,700円／平方メートル）の－6.7％でした。
全用途の平均価格は、50,100円であり、住宅地は43,600円、商業地は71,600円でした。
最高価格地点は、商業地では、高崎5－1「高崎市八島町63番1外」の387,000円／平方メートルで、前年と同一地点でした（前年409,000円／平方メートル）。
また、住宅地では、高崎－2「高崎市柳川町147番3外」の102,000円／平方メートルで、前年と同一地点でした（前年107,000円／平方メートル）。