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平成30年地価公示結果(群馬県分)

更新日:2018年3月28日 印刷ページ表示

価格判定基準日

 平成30年1月1日

県内の地価動向の概況

1 概況

 平成30地価公示では、全用途の(対前年)平均変動率は-0.5%(前年-0.6%)となりました。
 平成5年に下落に転じてから、26年連続の下落となりましたが、県内景気の緩やかな回復を背景に、6年連続で下落率は縮小しました。

2 用途別平均変動率

 用途別の平均変動率は、住宅地-0.6%(前年-0.6%)、商業地-0.4%(前年-0.7%)、工業地-0.3%(前年-0.8%)であり、全ての用途において前年より下落率が縮小または前年と同率となりました。

3 変動率プラス地点

 変動率がプラスになった地点は55地点(住宅地36地点、商業地18地点、工業地1地点)です。
 5年連続でプラス地点が現れており、前年から11地点増加しました。
 なお、変動率が0%になった地点は82地点(住宅地54地点、商業地23地点、工業地5地点)で、前年より8地点増加しました。

対前年変動率「プラス」及び「0%」地点数
区分 住宅地 商業地 工業地 全用途
プラス地点 平成30年 36地点 18地点 1地点 55地点
平成29年 32地点 11地点 1地点 44地点
0%地点 平成30年 54地点 23地点 5地点 82地点
平成29年 49地点 23地点 2地点 74地点

4 住宅地の状況

 生活利便性や住環境の良好な地域は人気が高く、需要は回復しています。
 高崎市では平均変動率が、平成4年以来26年ぶりに下落を脱し(0.0%(前年-0.2%))ました。高崎駅周辺を始めとする中心市街地等の利便性や居住環境の優れた地域では地価は上昇しています。
 太田市では平均変動率が、基幹産業の業績好調により、前年に引き続き上昇傾向(0.1%(前年0.2%))となっています。
 そのほか、前橋市、伊勢崎市、太田市、みどり市では、昨年に引き続きプラス地点が現れ、プラス地点の数が増えています。

5 商業地の状況

 高崎市は、高崎駅西口での大型商業施設の開店や同駅周辺整備等に伴い、集客力増大の期待が高まる中心商業地の地価上昇により、平均変動率が上昇(0.9%(前年0.2%))しました。
 太田市は、基幹産業の業績好調、太田駅南口周辺の再開発事業による集客力増大の期待等により、前年に引き続き上昇傾向(0.8%(前年0.9%))となっています。
 前橋市では、前橋駅および新前橋駅に近い幹線道路沿い等で、平成4年以来26年ぶりにプラス地点が現れました。また、中心商業地では、市街地活性化策、再開発事業の影響等もあり横ばい継続となったものの需要は回復しつつあります。
 伊勢崎市では、東毛広域幹線沿いに店舗の集積が高まりつつあることから平成4年以来26年ぶりにプラス地点が現れました。

調査結果

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