本文
県立図書館の在り方検討委員会(第4回)議事概要
更新日:2022年1月12日
印刷ページ表示
1 日時
令和3年12月21日(火曜日)18時~19時30分
2 場所
ウェブ会議(教育委員会会議室)
3 出席者
委員5名(1名欠席)、事務局7名
4 議事
新たな時代の県立図書館の在り方について(2)
20年後に求められるであろう図書館の機能や役割(前回会議で議論)をもとに、20年後の県立図書館のビジョン、存在意義について意見を出し合い一定の集約を図った。
また、それを具現化していく図書館政策は、これまでの公共図書館に関する議論に目配りしつつ、県総合計画との整合性を意識する必要があるという意見で一致した。
各委員から出されたキーワード
- 始動人を生む、育む
- 共創する コミュニティ パブリック
- 産官学の螺旋的融合
- 新たな市町村連携
- 創造性
- 歴史(集合的記憶)の継承
- 知のプラットフォーム化
- 楽しむ滞在
- デジタルデバイドの解消、サポート
- 文化×人×デジタルの基盤となる場
- (文化)群馬の文化を保存、継承、創造する
- (人)EducatioinからLearningへ
- (デジタル)については官民連携
- 図書館職員は始動人か?→官民協働
- 非ビジネス領域(Social領域)の官民共創の場
- 情報にアクセスすること、交流することが保証される場
主な意見
- 県が目指すビジョン「ニューノーマル~誰一人取り残さない自立分散型社会の実現~」(新・群馬県総合計画)に寄与する県立図書館でなければいけない。
- 総合計画を踏まえた図書館政策はあまり展開されていない。それなりの手続きを踏まえて県政の方向性を定めた総合計画との、ある程度の整合性を追うべきではないか。
- 県の方向性に沿った県立図書館というのは否定しないが、これまでの公共図書館に関する議論の蓄積なども吸収するのが良い。
- 新総合計画において「価値創造軸」とは「デジタル×文化×人」と書かれている。県立図書館は、まさに「デジタル×文化×人」の基盤となる場ではないか。
- 県として等しく県民に奉仕していくという観点で考えたときに、市町村とどのような関係を結ぶのかということをきちんと設定する必要がある。
- 「在り方検討」のような議論は、現場を見なさすぎるという批判が往々にしてある。現場の声、そしてその先にいる基礎自治体職員の声をしっかりと呼び込んでいって方針を決めるというのが望ましい。