本文
県立図書館の在り方検討委員会(第3回)議事概要
更新日:2021年12月3日
印刷ページ表示
1 日時
令和3年11月16日(火曜日)14時~16時15分
2 場所
群馬県立図書館 ホール
3 出席者
委員5名(1名欠席)、事務局ほか7名
4 議事
新たな時代の県立図書館の在り方について
※県立図書館の現地視察も併せて実施した。
(1)議論の時間軸について
「新たな時代の県立図書館の在り方」の時間軸については、20年後を見据え、短期(3年程度)・中長期(10年程度)の取組について検討することとした。
主な意見
- 県総合計画のビジョンも2040年を見据えている。政策的な整合性という観点でも2040年というのは、特に問題はない。
- 県総合計画もバックキャスト式で出されている。それに則って同じようにするのもよい。20年先が具体的になれば、後は現実的に選択していくことになるので比較的決めやすい。
(2)新たな時代の県立図書館の在り方(あるべき姿)について
(1)で共有した「20年後」の図書館の姿について、機能や役割の面から自由に意見(キーワード)を出し合った。出た意見について次回会議で集約することとした。
各委員から出されたキーワード
委員1
- 2040年の市町村の状況を考えるべき(県だけではなく)
- 市町村で、新しい公共施設がつくれない時代
- 公共サービスが維持できない
- リモートによる市町村サポート
- オンラインによる人的サポート(司書等)
- 市町村間のハブ、ネットワーク化
- 選択と捨象
- 県域をまたぐ広域連携、資料選別
- 国会図書館との連携による資料選別
- 図書館(社会教育)の政策的位置づけの議論(短期)
- デジタルアーカイブ化の徹底
- 書籍からサービスに転換したものの収集
- 情報の収集(本)と、情報の選別(ネット)
委員2
- デジタル化 バリアフリー化
- 郷土資料の収集保存、デジタル アーカイブ
- 人口減少社会 中心市街地の活性化
- 専門職 人材確保、育成
委員3
- デジタル化
- 郷土資料保管の最後のとりで
- 市町村への資料提供の促進
- 調べる、知るという活動を身近にするための啓蒙拠点に
- より専門性の高い施設へ(司書の増員など含む)
- 建て替えの際の立地の再考(駐車場問題を含む)
委員4
- とことんデジタル化(群馬資料)
- 群馬らしさの明確化
- 知識基盤社会
- 読書→読み書き→リテラシー
- 諸々のケリ決着 スタート地点 議論の本意
- 新しい財政論
- 県立施設の機能融合
委員5
- 情報のプラットフォーム化 ハブ機能としての図書館
- 北関東県立図書館の有機的連携
- 図書館の図書館としての専門職員の充実
- 学校(含幼・保)での学習支援
- 人間らしさ
- 居場所、交流の場