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群馬県読書活動推進計画
1 計画策定の趣旨
群馬県教育委員会では、平成16年3月に「群馬県子ども読書活動推進計画」を策定し、子どもの読書活動を推進してきましたが、令和2年3月に第3次計画(平成27年度~令和元年度)が終期を迎えました。
国の「子供の読書活動の推進に関する基本的な計画(第4次)」を基本とし、平成31年4月から施行された「群馬県民の読書活動の推進に関する条例」の趣旨を踏まえ、子どもから大人まで、全ての県民の読書活動の推進を図ることを目的として、本計画を策定しました。
また、令和元年6月に「視覚障害者等の読書環境の整備の推進に関する法律」(以下「読書バリアフリー法」という。)が施行され、視覚障害者等の読書環境の整備の推進に関する計画(読書バリアフリー計画)の策定が地方公共団体の努力義務とされました。これを踏まえ、読書バリアフリー法に基づく県計画として位置づけるため、令和4年3月に一部改定しました。
2 計画の位置付け
- 「子どもの読書活動の推進に関する法律」に基づく、第4次「群馬県子ども読書活動推進計画」
- 「視覚障害者等の読書環境の整備の推進に関する法律」に基づく県計画
- 群馬県の教育分野における最上位計画である「群馬県教育振興基本計画」の個別基本計画
- 「群馬県民の読書活動の推進に関する条例」を踏まえた計画
3 計画期間
令和2年度~令和6年度(5年間)
4 基本的な考え方
(1)基本目標
生涯を通じて 学ぶ・楽しむ・考える「読書」の推進
~読書から紡ぐ自分の夢・みんなの未来~
(2)基本方針
- 読書習慣を形成するために、乳幼児期から家庭、学校、地域等が連携し、継続した支援を行います。
- 県民が生涯にわたって読書に親しむために、読書環境を整備します。
(3)取組内容
- 家庭における読書活動の推進
- 地域における読書活動の推進
- 学校等における読書活動の推進
- 読書活動におけるバリアフリーの推進
- 関係機関等の連携・協力
(4)数値目標
区分 | 平成30年度 | 令和6年度 |
---|---|---|
小学校6年生 | 44.5% | 50.0% |
中学校3年生 | 34.4% | 50.0% |
(「全国学力・学習状況調査」文部科学省)
区分 | 平成30年度 | 令和6年度 |
---|---|---|
市町村 | 82.9% | 100% |
(「子供読書活動推進計画策定状況調査」文部科学省)
平成30年度 | 令和6年度 |
---|---|
10,455,978点 | 10,500,000点 |
(「群馬県の図書館」県立図書館)
5 計画の全体構成
第1章 計画策定の趣旨
- 計画策定の目的
- 計画の位置付け
- 計画の期間
第2章 基本的な考え方
- 基本目標
- 基本方針
第3章 これまでの読書活動推進における取組・成果と課題
- これまでの読書活動に関する取組・成果
(1)県の取組
(2)市町村の取組
(3)県立図書館の取組
(4)学校等の取組
(5)県内公共図書館の利用状況の推移
(6)第3次群馬県子ども読書活動推進計画の達成状況について - 読書活動を取り巻く情勢の変化
(1)学習指導要領の改訂等
(2)情報通信手段の普及・多様化
(3)視覚障害者等の読書環境の整備の推進に関する法律(読書バリアフリー法) - これまでの読書活動に関する課題
第4章 県民の読書活動の推進のための取組
- 家庭における読書活動の推進
- 地域における読書活動の推進
(1)県及び市町村の取組
(2)図書館の取組 - 学校等における読書活動の推進
(1)幼稚園、保育所、認定こども園等の取組
(2)学校の取組 - 読書活動におけるバリアフリーの推進
(1)「読書に困難があるもの」(視覚障害、発達障害、肢体不自由その他の障害により、書籍について、視覚による表現の認識が困難な者)による図書館の利用に係る体制の整備等
(2)インターネットを利用したサービスの提供体制の強化
(3)特定書籍・特定電子書籍等の製本の支援
(4)端末機器等及びこれに関する情報の入手支援、情報通信技術の習得支援
(5)政策人材・図書館サービス人材の育成等 - 関係機関等の連携・協力
(1)学校と公立図書館の連携・協力
(2)図書館相互の連携・協力
(3)その他の連携・協力 - 指標の設定
6 群馬県読書活動推進計画(ダウンロード)
群馬県読書活動推進計画改定版(PDFファイル:2.56MB)
群馬県読書活動推進計画改定版 概要版(PDFファイル:226KB)
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