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子どもの救急ってどんなとき?~けいれん(ひきつけ)を起こしたとき
更新日:2011年3月1日
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観察のポイント
神経の働きの異常興奮により、からだ全体やからだの一部がつっぱったり、ピクピクしたり、脱力したりすることです。
白目になっていたり、ボヤッとした目になっていて、呼びかけても反応がなかったりします。
様子を見て大丈夫(通常の診療時間内に受診しましょう)
けいれんが1回だけで、しかも5分以内に止まり、いったん目をあけて周囲の呼びかけに反応したり、泣いたりした時。
早めに救急外来を受診した方がいい時
- はじめてけいれんを起こした
- けいれんが5分以上続いた
- けいれんの後、1時間以上たっても反応がない(=意識が戻らない)
- けいれんの後に繰り返して吐く
- けいれんの後で意識が戻らないうちに、またけいれんが起こった
- 半日に2回以上けいれんが起こった
ワンポイントアドバイス
家庭で対処すること
- 目の位置、手足の状態を見て、およそのけいれんの持続時間を測定して下さい。
(初めてのけいれんの時はあわててしまい、何も分からなくても仕方ありません。) - 平らなところに寝かせて下さい。
- けいれんの途中やあとに吐いても、吐いたものを吸い込んで窒息することがないように、顔を横に向けて下さい。
- きつい衣服を着ていたら衣服をゆるめてあげましょう。
注意すること
- 口の中に物や指を入れないで下さい。(口の中をけがしたり、歯が抜けたり、吐いた物が出口をふさいで窒息することになったりします。けいれんの途中で舌や唇をかむことはないので、口の中に物や指を入れてもかむことを防げません。)
- ゆすったり、たたいたりしないで下さい。
- 飲み物や飲み薬を与えようとしないで下さい。