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水着のお手入れ~大切な水着を長持ちさせるために~
更新日:2011年3月2日
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「幼稚園のプールに入った子どもが水着を持ち帰るのを忘れ、翌日の夜に洗濯したところ、鮮やかなピンク色が、白っぽく変色してしまいました。」という相談が寄せられました。
ポリウレタンなどのデリケートな素材でできている水着は、塩分を含む海や消毒剤を含むプールの水の中で使用するため、取り扱い方を注意しないと生地が傷んでしまうことがあります。次の点に気をつけて大切な水着の変色や劣化を防ぎましょう。
水着を着ているとき
- 化粧品、日焼けオイル、日焼け止め用オイルを水着に付けないようにしましょう。付いてしまったらすぐに水で洗い流しましょう。
- 強い摩擦のかかるすべり台、サウナ・ジャグジー・温泉などは、避けたほうがよいでしょう。
泳ぎ終わった後
- すぐにシャワーを浴び、脱いだ水着を水道水で十分洗い流しましょう。
- 洗った水着はタオルにはさんで水気を取りましょう。しっかり絞ると、型くずれを起こすことがあります。
家に持ち帰るとき
- タオルに水着を包み、風通しのよいバックやカゴに入れて持ち帰りましょう。
- 水着とスイムキャップやゴーグルは別々にしまいましょう。
- 高温になる車のトランクに入れて持ち帰るのはやめましょう。
洗濯するとき
- すぐに水道水で十分すすぎます。
- 水で手洗い(押し洗い)するだけでも十分ですが、汚れがついているときは、中性洗剤を使用します。水で十分にすすいだら、タオルなどで水気をとります。
- 洗濯機を使用するときは、ネットに入れて「手洗いコース」で洗い、短めに脱水します。
- 洗濯後は、すぐに形を整え、ハンガーにかけて、陰干しします。
- スイムキャップやゴーグルも十分水洗いをしてから、陰干しします。
- 水着の生地は熱に弱いので、乾燥機の使用は絶対にやめましょう。
- 海水浴で砂が残っているときは、水着を乾かしてから落としましょう。
保管するとき
- 防虫剤を使用している衣類と一緒にしまわないでください。防虫剤の成分が水着の生地と化学反応を起こし変色するおそれがあります。
- カップの部分には、柔らかい紙などを詰めて、形を整えてしまいましょう。