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子ども・若者の自立支援ガイド(学び編)(令和元年度作成)
更新日:2020年4月16日
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小学生から中学生、そして高校生へ、子どもたちは心身の成長とともに思春期を徐々に脱しながら、心理的・社会的な自立をとげて大人の仲間入りを目指していきます。
この時期、学校の「学びの環境」も大きく変化し、部活動や委員会活動、さまざまな社会活動への参加の機会も増え、多様な人間関係が広がっていきます。
しかし、時にはこうした変化に馴染めずに「不安」を感じることがあります。
なかには、その「不安」を周りの人に上手く伝えることができず、ひとりで抱え込んでしまった結果、不登校やひきこもり状態に陥ってしまうケースも少なくありません。
この支援ガイドは、「不安」を抱えた若者が、周りの人の支援を受けながらどのように一歩前に進んでいったか、本人や保護者の体験談をまとめたものです。
今、苦しんでいるあなたにとって、自分に合った「学びの環境」を考える一助となりましたら幸いです。
<支援者からのメッセージ>
自分の思いと進路の選択がうまく合わない時に立ち止まって考える時間が必要になることがあります。
これから何をしたいのか、どんな勉強をしていきたいのか。
心の不安に駆られながら、ひとりで答えを見つけ出すのは大変なことです。
でもきっと寄り添って背中を押してくれる人はいるはずです。
進学先でまたは相談した先で、そんな先生や大人と出会ってください。