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群馬県総合スポーツセンター伊香保リンクにおけるトライアル・サウンディング調査の結果概要について
更新日：2022年1月11日
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1．調査実施の経緯
群馬県総合スポーツセンター伊香保リンクは、冬期におけるスケート及びアイスホッケーの利用を主とした施設ですが、この度、夏期期間の活性化など、施設の更なる活用に向け本調査を実施しました。
2．実施期間
実施要領の公表
令和3年6月30日（水曜日）
暫定利用及び個別対話期間
令和3年7月9日（金曜日）から令和3年12月15日（水曜日）まで
3．参加者
（1）暫定利用及び個別対話（トライアル・サウンディング）
スポーツ関係 3事業者（暫定利用20回）
イベント企画・ツアー関係 1事業者（暫定利用4回）
（2）個別対話のみ（サウンディング）
スポーツ関係 1事業者
イベント企画・ツアー関係 4事業者
飲食関係 1事業者
4．結果の概要
（1）伊香保リンクの長所・短所について
長所
- 伊香保温泉街に近接している。
- 高所にあるため夏期でも比較的涼しい。
- 400メートルリンクの屋外リンクと2つの屋内リンクがあり、イベントを開催するに十分な広さを備えている。また、屋内リンクは雨天時のバックアップ施設になる。
- 第1・第2駐車場と広い駐車場があり、周辺の観光施設（伊香保温泉街、憩いの森、伊香保森林公園、榛名山など）へのツアーの際の発着点になる。
短所
- アクセスが悪い。
- 施設が古く寂れた外観である
（2）採算性、安定性、ニーズの感触・伊香保温泉街と連携できれば集客が見込める。
- 市街地から距離があるので気軽に立ち寄ってもらうイベントには不向き。
（3）利用する上での課題・アクセス面の改善。
- ロープウェーの柔軟な運用（イベント入場券とのセット販売など）。
- 施設外観の改善。
- 屋外リンクグレーチング（金属製の溝蓋）部分の改修。
（4）実施可能な事業・イベントについて・スポーツイベント・練習（インラインスケート・ローラースケート、スケートボード、自転車競技、フットサル）
- 各種イベント（ドローン、モータ－スポーツ、キャンプ、グランピング、キッチンカー）
- スケートリンクを活用したツアー
- 施設のペイント（子どものペイント体験）
（5）事業者として望ましい利用方法
- 施設使用料は売上げに連動する形で徴収される方がよい。
- 複数回のイベントで長期間施設を占有する場合は、イベントを開催しない平日の料金を減免して欲しい。
5．今後の対応
今回のトライアル・サウンディング調査結果を参考に、伊香保リンクの更なる活性化に向け、引き続き検討していきます。
