平成30年度「いわゆる健康食品」の検査結果について

　「いわゆる健康食品」の中には、医薬品成分を不正に含むものがあり、それを知らずに購入した消費者が深刻な健康被害を受ける場合があります。

　県では、国内で販売されている健康食品を無作為に購入し、医薬品成分の有無を確かめる検査を行っています。

　インターネットから特に需要の多い痩身系（ダイエット）健康食品10製品および強壮系健康食品43製品を買上げ、県食品安全検査センターで検査しましたので、その結果についてお知らせします。

1　検査結果

（1）痩身（ダイエット）効果を標榜し、販売されていた健康食品

　検査項目：フェンフルラミン、N-ニトロソフェンフルラミン、シブトラミン、甲状腺ホルモンの4項目
　（いずれも過去に痩身系健康食品で検出されたことのある医薬品成分）

（2）強壮効果を標榜し、販売されていた健康食品

　検査項目：シルデナフィル、バルデナフィル、タダラフィル、ホンデナフィル、ヒドロキシホモシルデナフィル、ホモシルデナフィル、アミノタダラフィル、チオシルデナフィル、プソイドバルデナフィル、ヨヒンビンの10項目
　（いずれも過去に強壮系健康食品で検出されたことのある医薬品成分）

2　検査機関

　群馬県食品安全検査センター（前橋市上沖町378）

　健康食品を購入する際には、「医薬品」としての効果を不正に表示していないかお確かめいただくとともに、万が一、健康被害が疑われる場合は、速やかに医療機関を受診のうえ、最寄りの保健福祉事務所（保健所）にご相談ください。

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