平成26年度「いわゆる健康食品」の検査結果について

　「いわゆる健康食品」の中には、医薬品成分を不正に含むものがあり、それを知らずに購入した消費者が深刻な健康被害を受ける場合があります。

　県では、国内で販売されている健康食品を無作為に購入し、医薬品成分の有無を確かめる検査を行っています。

　今年度は、インターネットから、特に需要の多い痩身系（ダイエット）や強壮系の健康食品を40製品買上げ、県食品安全検査センターで検査しましたので、その結果についてお知らせします。

1　検査結果

（1）痩身（ダイエット）効果を標榜し、販売されていた健康食品

　検査項目：フェンフルラミン、N-ニトロソフェンフルラミン、シブトラミン、甲状腺ホルモンの4項目
　（いずれも過去に痩身系健康食品で検出されたことのある成分）

（2）強壮効果を標榜し、販売されていた健康食品

検査項目：シルデナフィル、ホモシルデナフィル、ヒドロキシホモシルデナフィル、タダラフィル、バルデナフィル、ホンデナフィル、ヨヒンビンの7項目
（勃起不全症の患者に使用されるシルデナフィル及びその類似成分と神経衰弱性陰萎（いんい）の患者に使用されるヨヒンビン）

2　検査機関

　群馬県食品安全検査センター（前橋市上沖町378）

　健康食品を購入する際には、「医薬品」としての効果を不正に表示していないかお確かめいただくとともに、万が一、健康被害が疑われる場合は、医療機関や薬局、最寄りの保健福祉事務所（保健所）にご相談ください。