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平成29年度第2回群馬県精神保健福祉審議会の概要

更新日:2017年11月1日 印刷ページ表示

1 日時

 平成29年10月6日(金曜日)19時00分~20時30分

2 場所

 県庁7階 審議会室

3 議事概要

開会・あいさつ

  • 議事録作成のため、会議の内容を録音すること及びホームページ掲載を説明
  • あいさつ 小林障害政策課長

議事(1)医療計画策定部会の開催状況について

  • 事務局から資料に基づき(1)について説明し、質疑応答を行った。
  • 質疑・意見等なし

議事(2)厚生労働省指針等の一部改正について

  • 事務局から資料に基づき(2)について説明し、質疑応答を行った。
  • 質疑・意見等なし

議題(3)第8次群馬県保健医療計画において定める目標値・基準病数(案)について

  • 事務局から資料に基づき(3)について説明し、質疑応答を行った。

(山崎委員)
 災害拠点精神科病院について平成35年度までに整備するとなっているが、遅くないか。
 また、1箇所では少ないのではないか。拠点病院が災害に遭った場合どうするのか。
(事務局)
 計画の目標年度は平成35年度であるが、早急に整備をしていきたいと考えています。
 箇所数については、国の指定基準等の動向を見ながら、整備していきたいと考えています。
(山崎委員)
 
DPATについても、早急に整備しなければならないと考える。
(事務局)
 
今年度中に先遣隊と合わせて、DPATチームについては各病院からの手上げ方式で設置していきたいと考えています。研修についても実施する予定です。
(山崎委員)
 
目標値の入院需要については、各都道府県の高齢化・少子化が一律でないが、群馬県の地域特性は反映されているのか。
(事務局)
 
群馬県における現在の地域人口、将来の人口推計を加味しています。
(山崎委員)
 高齢化が進む中で、入院需要が減っていくのはおかしい。このまま高齢者のベットが減らされれば、将来認知症患者のベットがなくなってしまわないか。
(事務局)
 認知症の患者についても加味した数値としています。
(山崎委員)
 高齢化が進む中で、平成35年度までに入院需要が半減するのは現実的ではない。
 目標値の考え方は社会情勢に合っていないのではないか。
(福田会長)
 目標値の考え方は、慢性期の高齢者を減らすという考え方で算出されているのではないか。
(山崎委員)
 そうだとしても、実際の現場では半数以上が慢性期の患者である。
 目標値としてそういった数値が作られてしまうと現場は混乱してしまう。
(檀原委員)
 目標値について、群馬県独自のものを検討する必要がある。今出せるのは中間目標くらいで、最終目標は空欄になるはずである。でないと数字だけが一人歩きしてしまう。
(事務局)
 群馬県独自という意味では、目標値に若干ではあるが幅を持たせています。
 目標値を途中で変更することはできないが、中間年度の段階で評価を行い、最終年度に向け施 策の検討を行っていくことはできます。
(服部委員)
 目標が数字ありきだと、地域毎の特性の違いから、将来に向けて地域がしわ寄せを受けないためにも、柔軟に対応できるようにしておく必要がある。在宅に戻ることも大切であるが、実態に即した運用ができるような文言を追加するべきであると考える。
(福田会長)
 厚労省の定めた目標数値ではあるが、事務局として、県内の実態に合わせて施策を検討をするという文言を追加することでどうか。
(事務局)
 表の下段に文言を追加することについては検討できます。
(福田会長)
 文言を追加することで、内容ついて承認していただけるか。
(一同)
 異議なし。

議題(4)精神疾患の医療連携体制構築の取組について[1]

精神疾患の医療連携体制の取組(本冊案)

  • 事務局から資料に基づき(4)[1]について説明し、質疑応答を行った。
  • 質疑・意見等なし

議題(4)精神疾患の医療連携体制構築の取組について[2]

求められる医療機能(案)

  • 事務局から資料に基づき(4)[2]について説明し、質疑応答を行った。
  • 質疑・意見等なし

議題(4)精神疾患の医療連携体制構築の取組について[3]

医療掲載基準・医療機関一覧(案)

  • 事務局から資料に基づき(4)[3]について説明し、質疑応答を行った。
  • 質疑・意見等なし

議題(4)精神疾患の医療連携体制構築の取組について[4]

精神疾患に関する指標一覧(案)

  • 事務局から資料に基づき(4)[4]について説明し、質疑応答を行った。
  • 質疑・意見等なし

議題(4)精神疾患の医療連携体制構築の取組について[5]

障害保健対策(案)

  • 救急医療・災害医療・周産期の医療連携体制の取組(本冊案)等
  • 事務局から資料に基づき(4)[5]について説明し、質疑応答を行った。

(山崎委員)
 災害医療において、基幹となる災害拠点病院が前橋日赤だけである。バックアップ機能として高崎総合医療センターについても、基幹病院とすべきではないか。
(事務局)
 災害医療については、御意見として検討部会におつなぎしたい。

議題(4)精神疾患の医療連携体制構築の取組について[6]

その他意見
(横田委員)
 本冊案で精神疾患患者数が急増しているとあるが、今後増加する根拠は何かあるのか。添付の表をみると近年横ばいになっている。
(事務局)
 平成14年と比べて急増しているが、その後数字はほぼ横ばいのため、文言の修正を検討させていただきます。

4 その他

(半田委員)
 審議会の構成について、次回の改選時で結構なので、当事者を委員に入れることを検討してもらいたい。
(事務局)
 検討させていただきます。

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