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平成25年度実践記録・自作学習材コンテストの応募作品の表彰結果と概要

更新日:2014年12月22日 印刷ページ表示

実践記録の部

優秀賞

地域ぐるみで取り組むアウトメディアの実践について

中之条町養護教諭会

・中之条町の養護教諭会として幼保小中連携でアウトメディアに取り組んだ。「メディア依存度チェック票」から実態を把握し、共通の課題に対して各地区、各校でアウトメディアチャレンジの実践をした。その際、保護者も巻き込み、家庭との連携をとおして進めたことは生活リズムにも好影響を与えた。また、通信を幼保小中の全戸に配布し、児童生徒だけではなく、地域や保護者の意識も高めた。

歌声の響く学校を目指した音楽科の取組

長野原町立東中学校 教諭 岩崎 晶子

・歌声の響く学校を目指し、音楽科の授業の充実とともに音楽集会や合唱コンクール等とも連携した取組をした。練習形態を工夫することで、仲間とともに合唱をつくりあげる意識をもたせたことは、人間関係づくりにも好影響を与えた実践である。

特別支援学級における、学年・実態・進度が異なる生徒への考え方を育てる指導

東吾妻町立東中学校 教諭 小林 久美子

・障害種や学年の異なる生徒が在籍する特別支援学級の学習活動を充実させるために、「授業時間の有効活用」と「考え方の育成」をねらいとして授業展開を工夫した。二人の生徒に対し、指導と作業の時間をずらして学習展開を計画することで、確実な学力の定着と学習意欲の向上につなげることができた。また、ワークシートの工夫により、生徒の主体的な学習や自力解決といった能力を伸ばすそうとした試みである。

奨励賞

地域教材を生かした単元構想の工夫~生活の中から見える地域の生産活動を通して~

東吾妻町立太田小学校 教諭 樋田 麻希子

・3年生社会科の「生産」にかかわる学習として地域農家の見学を開拓したり、単元を貫く学習課題の設定場面に重点を置き、生活体験と結び付けて課題追究意欲をもたせた実践である。また、単元のまとめとして共通の視点を提示し、4コマ漫画を作成し、交流させることで考えを広げたり、深めたりする力を身に付けさせた。

幼児教育と小学校教育の円滑な接続を目指した取組~生活科を中心とした幼稚園、保育所との交流活動を通して~

東吾妻町立岩島小学校 教諭 齊藤 幸子

・保・幼保小連携の取組として、交流活動を教育課程に位置付け、子どもの学びや育ちの連続性を踏まえ、教育活動の充実を図った実践である。具体的な交流場面を年間指導計画から焦点化し、計画的に交流したり、連携資料として様々なシートを作成し、幼保小が共通理解のもと一貫性をもって指導している。

佳作

実践的コミュニケーション力育成のための工夫~「Skype」の活用を通して~

嬬恋村立嬬恋中学校 教諭 湯本 一彦

・英語を使用した、より実践的なコミュニケーション力を身に付けさせるために、ICTを活用してホームステイ先の家族とライブで会話する環境を構築した実践である。緊張感や期待、会話を楽しむ姿勢など生徒に芽生えさせることができた。また、時差を直接感じることができ、多様な文化理解や国際理解にもつながった取組となった。

音楽CD(歌)を用いた道徳授業の提案~ICTを活用した授業実践を通して~

東吾妻町立太田中学校 教諭 立野 喜紀

・音楽CDを活用することで、道徳授業のマンネリ化や文字を読むことの苦手な生徒への配慮、意欲的に思考する意識など、指導上の課題を積極的に解決しようとした実践である。価値の方向性をより明確にするためにスライドの資料を活用した点も生徒を惹き付け、道徳の時間がより身近となった取組である。

自作学習材の部

 

優秀賞

 

生徒の考えを大切にし、学び合いを深めるためのワークシート型教材の作成と工夫

 

中之条町立六合中学校 教諭 鈴木 智子


・一枚のワークシートに本文と課題を示すことにより、読み取りや思考の整理、友だちとの交流といった点で効果を発揮し、生徒の主体的な取組が見られるようになった。生徒が書いた実際のワークシートからも個人の考えが明確になっていることがうかがえる。また、付箋紙を利用したことも学び合いを深めるよい手立てとなった。

奨励賞

 

分かりやすい星座写真

 

嬬恋村立東部小学校 教諭 湯本 善太郎

 

・星座の観察を行うにあたり、校舎という対象物と対比させて捉えさせ、比較することで星座の大きさや広がりをつかむことができる学習材である。吾妻管内全ての小学校のデータが提供されていることも普及の面での貢献度が高い。

筆順提示ボード

 

東吾妻町立原町小学校 教諭 丸橋 みはる

 

・短期記憶力や空間認識力が弱いという児童の課題を具体的に解決する学習材である。半透明のボード越しに教師と児童が向き合って指導することができ、教師としては児童の様子をうかがいながら、児童としてはペン先に集中しやすいなど両者にとって効果的なものである。また、誰でも簡単に作成できる点も評価できる。

 

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