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群馬県営ゴルフ場事業運営方針の策定について
企業管理者メッセージ
群馬県営ゴルフ場は、今年で開業53年目を迎えました。現在、4つのゴルフ場には、県内外から多くの皆様に御来場いただいており、県民の健康増進や河川の荒廃防止などに寄与するとともに、地域経済を支え、地域住民が交流する場ともなっています。しかし、一方では、市場の変化、施設の老朽化、自然災害の頻発による事業継続上のリスクの高まりなど、県営ゴルフ場を取り巻く環境が設置当初とは大きく変化しています。
こうした課題がある中、令和3年度に、外部有識者で構成する群馬県営ゴルフ場事業あり方検討委員会を設置し、同委員会から、県営ゴルフ場を取り巻く諸課題を踏まえ、未来志向の報告を受けました。
この度、企業局は、報告の趣旨を踏まえ、必要な検討を加えながら、群馬県営ゴルフ場事業運営方針を策定し、持続的な事業運営を行うととともに、「広く県民に親しまれるゴルフ場づくり」を進めていくための方向性を明らかにいたしました。
今後、指定管理者やゴルフ関係団体の協力を得ながら、この運営方針に沿った取組を順次実現して参りたいと考えておりますので、県営ゴルフ場事業に一層の御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。
令和5年6月14日
群馬県企業管理者 中島 啓介
群馬県営ゴルフ場事業運営方針の概要
策定目的
県営ゴルフ場を取り巻く諸課題を踏まえ、今後の県営ゴルフ場の運営やクラブハウスの方向性を明示
目標
広く県民に親しまれるゴルフ場づくり
県営ゴルフ場の要否
持続的な事業運営に取り組んでいく
運営の方向性
指定管理者の創意工夫を促し、広く県民が気軽にゴルフを楽しめる場を提供
民間ゴルフ場との棲み分け
ゴルフ人口の裾野拡大や県民の健康増進に寄与する事業等を推進
クラブハウスの方向性
高額にならない簡素なもの。諸室の規模・機能の見直しと機能向上