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繊維産業のためのオープンイノベーション創出拠点整備
更新日:2018年4月17日
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事業の目的
- 群馬県の伝統的産業である繊維産業の振興を図り、地域経済の活性化をもたらすには、企業の成長の原動力である新製品や新技術の開発を促進することが重要です。
- そのためには、繊維を新素材として他分野に活用する「繊維の応用拡大」、これまでにない商品を生み出す「繊維の高付加価値化」、高い感性や発信力を備えた「繊維人材の育成」によって、繊維産業をより高度なものへと進化させていくことが不可欠です。
- これらの取り組みを加速させるため、内閣府による地方創生拠点整備交付金等を活用し、さまざま関係者の連携・交流を通じ、人材、アイデア、技術等のリソースが相互に作用し新たな価値を生む「オープンイノベーション」の拠点となるための施設整備を行いました。
概要(平成29年)
オープンイノベーション拠点整備
拠点としての機能や安全確保を図るため、外壁の改修、耐震工事を実施しました。
オープンイノベーションルームの設置
ミーティングや勉強会、情報提供・交換などを行う多目的スペースとして利用できます。
クリーンルームの整備
バイオクリーンブースや元素分析装置を備えた低真空電子顕微鏡システムを設置しました。
健康医療分野を中心に研究開発機能を強化しました。
最新設備の導入
設備として、糸コーティング機やリング撚糸機を導入し、機能性加工や製品試作機能を強化しました。
オープンイノベーションルーム
クリーンルーム
低真空電子顕微鏡(日本電子(株)JSM-IT100)
糸コーティング機((株)AIKIリオテック COAT-02)
リング撚糸機(日本紡織機械製造(株) MR-215型)