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【5月】水稲育苗講習会の実施
更新日:2023年4月26日
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邑楽館林地域では3~4月に水稲育苗講習会を7回開催し、生産者41名が参加しました。近年の異常気象に対応した育苗管理のポイントや病害虫対策等について説明しました。
1 ねらいと背景
邑楽館林地域の田植作業は4月中旬から7月上旬まで長く続き、作付面積約5,000ヘクタールの県内有数の稲作地域です。近年は、極端な低温や高温の繰り返し、低日照、渇水・多雨など、気象変動が激しく、健苗育成ならびに安定生産のためには、きめ細やかな栽培管理が求められています。
2 取り組み内容
水稲育苗講習会はJA邑楽館林本所及び各支所の6会場で7回開催しました。
7回で41名の生産者が参加し、農業指導センター職員、JA職員が講師を務めました。気象の変化が前年産の作柄に与えた影響等を振り返りながら、育苗管理のポイントや病害虫、雑草対策等、適切な本田初期管理について説明しました。また、昨年管内で多発した紋枯病や近隣で発生したスクミリンゴガイの注意喚起、作付けが拡大している新品種「にじのきらめき」の栽培上のポイントについて説明しました。講習会終了後には生産者から新品種「にじのきらめき」の施肥水準について質問が挙がり、新品種の導入に積極的な姿勢がみられました。
3 今後の方向
水稲の品質・収量向上を目指し、JAや農業共済、農業技術センター等の関係機関と連携して、生育状況や病害虫の発生状況の把握、適切な栽培管理方法の周知徹底に努めます。
スライドを使った講習会の様子