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注意欠陥/多動性障害(AD/HD)とは
更新日:2019年11月22日
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注意欠陥/多動性障害は、自分の注意力・感情・衝動をコントロールする力が弱く、不注意・多動性・衝動性により、学習や社会生活で支障をきたしている状態をいい、人によって症状の現れ方は様々です。
なお、近年、診断基準の改定によりDSM-5(米国医学会による精神疾患の診断・統計マニュアル)を利用する医療機関では、注意欠如/多動症という診断名が用いられるようになってきています。
広汎性発達障害と合併して症状が現れることも多く見られます。
不注意
- 勉強、仕事などで、不注意な過ちが多い。
- 忘れ物が多い、物をなくすことが多い。
- 外からの刺激に、すぐに注意をそらされてしまい、集中できない。
多動性
- 授業中、手足をそわそわ動かす、席を離れて歩き回るなど落ち着きがない。
- 大声を出して騒いでしまう、静かに遊んでいられない。
- 一方的にしゃべりすぎてしまう。
衝動性
- 相手の質問が終わらないうちに、出しぬけに答えてしまう。
- じゃまをするつもりはないのに、会話やゲームに割って入る。
- 順番が待てずに騒いだり、割り込んだりする。