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【7月】スマート農業技術の導入・活用実態の把握
東部農業事務所 館林地区農業指導センター
明和町で自動田植機実演会、JA邑楽館林青年部館林明和支部で自動田植機とドローンの実演会が開催されました。現地での導入・活用実態を把握し普及活動に役立てるため、実演会に参加し、技術の把握と生産者から意見の聞き取りを行いました。
1 ねらいと背景
ICT技術を農業に取り入れて省力化や高精度化を目指すスマート農業技術の開発が進んでいます。担い手の高齢化と労働力不足が深刻化する中で、水田農業を安定して維持するためにはスマート農業技術の活用が必要であり、邑楽館林地域でも、近年、スマート農業技術の導入が進みつつあります。指導センターでは、現地実演会を通じて、技術の把握と生産者から意見の聞き取りを行いました。
2 取り組み内容
6月25日、明和町で開催された自動田植機実演会では、ヰセキの直進・旋回アシスト田植機PR6の実演が行われ、7月5日、JA邑楽館林青年部館林明和支部で開催された現地研修会では、ヤンマーのオート田植機YR8Dや農業用ドローンT20等の実演が行われました。導入している生産者からは、「田植が楽になった」「経験年数が短くてもきれいに植えられる」等の意見が出ました。参加者同士でも積極的に意見交換がされ、スマート農業技術への関心が高いことがうかがえました。
3 今後の方向
邑楽館林地域におけるスマート農業技術の導入・活用実態の把握を進めるとともに、現地のニーズを継続的に調査します。実用性や経営改善効果の高い技術を見極め、関係機関と連携しながら、有効な技術の導入・活用の推進を目指します。
直進・旋回アシスト田植機
ドローンによる薬剤散布