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【7月】秋冬加工業務用キャベツ販売説明会及び品種検討会の開催
東部農業事務所 館林地区農業指導センター
令和3年6月2日にJA、全農ぐんまの関係機関と種苗会社、生産者が集まり秋冬出荷に向けた販売説明会及び品種検討会を開催しました。
1 ねらいと背景
邑楽館林地域の加工業務用キャベツの作付け面積は約80ヘクタールで県内有数の産地です。特に、西邑楽地区では秋冬ハクサイ収穫後の3~4月収穫の作型が著しく増加しています。しかし、近年、全国的に加工業務用キャベツの産地化が拡大しています。今後、産地間競争に勝ち抜くためには良質なものを継続的に出荷できることが求められています。
2 取り組み内容
令和3年6月2日、JA邑楽館林西邑楽野菜集荷センターにて、新型コロナウィルス感染拡大防止対策を行いながら、秋冬出荷に向けた販売説明と品質向上に向けた品種検討を行いました。当日はJA、全農ぐんまの関係機関、種苗会社そして全農出荷契約をしている生産者の総勢30名が集まりました。
説明及び検討内容は、全農ぐんまから出荷規格について、JAから令和2年産販売実績および令和3年産の出荷計画について説明がありました。また、農業指導センターは、気象、現地調査データを用いて内部黒変症等の生理障害の発生要因と、今後に向けた栽培の注意点を説明しました。最後に種苗会社から収穫時期に応じた品種の選定について説明がありました。生産者から出荷や栽培について質問が挙がり、安定出荷と品質向上に向けた意識統一を図りました。
3 今後の方向
屋外での説明会・検討会の様子
産地間競争の中、「選ばれる産地」としてJAや全農ぐんまの関係機関や種苗会社等の民間企業と連携して、安定出荷と品質向上に努めていきます。