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【5月】コロナ禍に配慮した水稲育苗講習会の実施
更新日:2021年5月25日
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令和3年5月11日発
邑楽館林地域では3~4月に水稲育苗講習会を12回開催し、生産者65名が参加しました。講習会は座席間隔を空けるなどのコロナ対策をとりながら実施し、育苗管理のポイントや病害虫対策等について説明しました。
1 ねらいと背景
邑楽館林地域の田植作業は4月中旬から7月上旬まで長く続き、作付面積約5,000ヘクタールの県内有数の稲作地域です。近年は、極端な低温や高温の繰り返し、低日照、渇水・多雨など、気象変動が激しく、健苗育成ならびに安定生産のためには、きめ細やかな栽培管理が求められています。
2 取り組み内容
水稲育苗講習会はJA邑楽館林本所及び各支所の7会場で12回開催しました。新型コロナウイルス感染拡大防止対策をとりながら実施しました。
12回で生産者は65名が参加し、農業指導センター職員が講師を務めました。気象の変化が前年産の作柄に与えた影響等を振り返りながら、育苗管理のポイントや病害虫対策、雑草対策等、適切な本田初期管理について説明しました。また、昨年多発したイナゴ類や近隣で昨年発生したスクミリンゴガイの注意喚起、新品種「にじのきらめき」及び「いなほっこり」の紹介、改正種苗法の解説も行いました。
3 今後の方向
スライドを使った講習会の様子
水稲の品質・収量向上へ向け、JAや農業共済、農業技術センター等の関係機関と連携して、生育状況や病害虫の発生状況の把握、栽培指導の周知徹底に努めます。