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【10月】次世代につなぐ営農体系確立支援事業
第3回キュウリセミナーの開催について
東部農業事務所 館林地区農業指導センター
JA邑楽館林では、今年度から栽培コンサルティングを活用したデータ駆動型農業のモデル作成に取り組んでいます。今回のセミナーでは、モデル生産者(4名)のほ場において、コンサルタントによる現地指導が行われました。同時に、タブレット端末を利用したリモート現地研修の実施方法について検証しました。
1 ねらいと背景
JA邑楽館林では、キュウリの環境制御技術の向上のために民間コンサルタント((株)デルフィージャパン)を活用したデータ駆動型農業のモデル作成に取り組んでおり、モデル生産者へのデータによる個別栽培指導、およびセミナー等のコンサルを受けています。3回目となる今回は、コンサルタントによるモデル生産者への現地指導および、座学での栽培セミナーを行いました。また、タブレットを利用して、現地の様子を別会場に投影する「リモート現地研修」についても検証を行いました。
2 取組成果
令和2年9月15日(火曜日)に、JA邑楽館林管内4ほ場、および東部地域研究センター会議室(リモート会場)において開催し、生産者4名、関係機関9名が参加しました。
現地研修については、人の密集を避けるため、ほ場への同行者数は最低限とし、関係機関はリモート会場から参加する形としました。
各ほ場において、コンサルタントから栽培上の課題や今後の改善策について提案され、生産者は熱心に耳を傾けていました。現地研修の様子は、タブレット端末を介してリモート会場に中継されました。
3 今後の方向
セミナーの内容を要約した資料を全キュウリ生産者に配布する予定です。
モデル生産者については、抑制栽培が終了するまで個別コンサルを継続していきます。次回は、12月に促成栽培に向けた栽培セミナーを開催する予定です。
東部地域研究センターでの打ち合わせ
リモート会場