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【9月】水稲の適期収穫巡回指導
更新日:2020年10月8日
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東部農業事務所 館林地区農業指導センター
~高品質水稲生産に向けて~
邑楽館林地域では、高品質水稲生産に向け、8月中旬から10月中旬にかけて水稲の収穫適期を記した旗を各地の水稲ほ場に設置しています。その日付を目安に周辺ほ場の収穫が進められます。
1 ねらいと背景
邑楽館林地域には、水稲が約5,000ヘクタール作付けされています。高品質水稲を生産するためには、早刈りや刈り遅れを防止し、適期に収穫することが重要です。そこで、JA邑楽館林と農業指導センターでは、各地の水稲ほ場に収穫適期を記した旗を設置して適期収穫を呼びかけています。
2 取り組み内容等
作期や地域、品種ごとにほ場別の帯緑色籾歩合を調査して、気温の経過も考慮しながら成熟期を予測し、10日前~3日前あたりに収穫適期を記した旗を設置しています。設置は早期栽培で8月中旬から開始し、9月10日までに42ほ場で実施しました。
生産者は、その予想日を目安にして各ほ場の成熟期を判断し、適期収穫を進めていきます。生産者及び受入側であるJAが収穫適期を認識することにより、品質向上とともに、大型乾燥調製施設の円滑な運営にも寄与しています。
3 今後の方向
旗の設置は、麦あと栽培の10月中旬まで、昨年の281ほ場と同程度のほ場で実施する予定です。
また、現地作況ほや農業技術センターの基本調査を参考に、適時に稲作情報を生産者に提供し、JAと連携して高品質・高収量麦の生産を支援していきます。
設置した旗
旗を設置したほ場