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【5月】管内野菜生産者向け資料「野菜通信」を発行
東部農業事務所 館林地区農業指導センター
昨年度末以降、新型コロナウイルス感染拡大により、講習会や現地研修会が中止になり、生産者への技術指導や情報提供に影響が生じています。そこで、館林地区農業指導センターとJA邑楽館林は、管内野菜生産者向け資料として栽培管理の要点や病害虫情報をまとめた情報資料「野菜通信」を作成・配布しました。
1 ねらいと背景
館林地区農業指導センターではJA邑楽館林と連携し、各品目や栽培時期毎に講習会及び現地研修会を開催し、生産者への技術指導や情報提供を行ってきました。しかしながら、今般の新型コロナウイルス感染拡大の影響により、全ての講習会や現地研修会が中止となっています。管内の多くの生産者に発信する場が無くなることで、生育ステージに合わせた管理情報や病害虫対策などの最新情報を広く周知することが困難となってしまいました。そこで、栽培管理の要点や病害虫情報などを簡潔に紙面にまとめ、講習会などが中止となる中での情報発信に活用することとしました。
2 取組成果
4月における野菜全般の管理の注意点、直近3ヶ月の気温の状況、及び病害虫情報についてとりまとめ、情報資料の第1号となる「邑楽館林 野菜通信(4月号)」を発行しました。資料はJA邑楽館林園芸指導担当を通じ、管内JA各支所から生産者へ発信することとしました。これ以降も、露地ナス、施設イチゴ、露地ニガウリなど品目毎に作成し、5月8日時点で第5号まで発行しています。
3 今後の方向
現在も講習会や現地研修会は見合わせていることから、引き続き「野菜通信」を活用して、適宜情報発信を行っていきます。新型コロナウイルスの影響終息後も、定期的に発行していく予定です。
野菜通信(4月号)