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【10月】邑楽館林施設園芸等担い手受入協議会現地説明会の開催
館林農業指導センター
邑楽館林施設園芸等担い手受入協議会では各種フェアへの参加や、市町広報誌などで新規参入希望者を募集してきました。応募した参入希望者に対して、邑楽館林のキュウリ栽培の状況の説明や、キュウリ栽培をしているハウスを見学する現地説明会を10月5日(土曜日)に開催しました。
1 ねらいと背景
当地域も農業の担い手の高齢化が進む中で、新たな担い手を確保するために活動を行って来ました。その結果、6名の新規参入希望者が集まりました。
新規参入希望者に産地の状況を見てもらい、邑楽館林のキュウリの栽培状況や、実際にキュウリ栽培について理解を深めて、就農へ向けての意識を高めて行きます。
今後、担い手確保へ進んでいくための第一歩となります。
2 取り組み成果
10月5日(土曜日)に、JA邑楽館林本所において新規参入希望者6組7名が参加して実施されました。参加者は地元から4組5名、東京から1名、北海道から1名でした。
最初に参加者の全員の自己紹介を行い、JA担当者から邑楽館林のキュウリ栽培の状況や農業指導センターから研修、就農に関する支援事項について説明しました。
その後、新規参入者として就農したキュウリ農家のハウスを見学して、キュウリ栽培の実際について触れました。当日は30度を超える暑い1日で、ハウス内は大変な暑さの中での視察となりました。農家から「キュウリ栽培はまじめにやれば成果が帰ってくる作物である」と話されました。質疑応答で、活発な意見交換がされました。
「実際に農業を選択することは一生を決めることなので一人で決めずに家族等とよく相談して決めて行くことが重要です。」とJA担当者から話されました。説明会終了後も個別に農業体験について質問するなど関心の高さがうかがわれました。
3 今後の方向
今後、10月16日に栽培体験の実施を予定しています。実際の農業体験を受けて、就農への意思が固まった就農希望者に対して農業公社研修などの長期研修も検討し、新たな担い手の確保に向けて支援を行っていきます
栽培農家からの説明
ハウス内の見学