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【7月】麦の適期収穫巡回指導
更新日:2019年7月30日
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高品質麦生産に向けて
館林地区農業指導センター
邑楽館林地域では、高品質麦生産に向け、5~6月にかけて二条大麦、小麦の収穫適期の旗を各地の麦ほ場に設置しています。それを目安に周辺ほ場の適期収穫は進められます。
1 ねらいと背景
邑楽館林地域には、二条大麦が約1,300ヘクタール、小麦が約700ヘクタール作付けされています。高品質麦を生産するためには、早刈り、刈り遅れを防止し、適期に収穫することが重要です。そこでJA邑楽館林と農業指導センターでは、各地の麦ほ場に収穫適期の旗を設置して適期収穫を促しています。
2 取り組み内容
二条大麦と小麦は成熟期が異なるため、収穫適期を記した旗を二条大麦で5月中~下旬に100本、小麦では5月下旬~6月上旬に85本設置しました。
生産者は、その予想日を目安にして、各ほ場の成熟期を判断し、適期収穫を進めていきます。収穫適期を生産者及び受入側であるJAが認識することにより、品質向上だけでなく、大型乾燥調製施設の円滑な運営にも寄与しています。
3 今後の方向
農業指導センターでは、現地作況ほや農業技術センターの基本調査を参考に、適時に麦作情報を生産者に提供し、JAと連携して高品質・高収量麦の生産を支援していきます。
設置した旗
診断の様子