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令和4年度第2回健康福祉部指定管理者評価委員会概要
1 日時
令和5年1月24日(火曜日)午後2時00分から4時15分
2 場所
県立義肢製作所
群馬県聴覚障害者コミュニケーションプラザ
群馬県福祉マンパワーセンター
3 出席委員
本部委員:新木委員、眞下委員、松岡委員(義肢製作所のみ参加)
利用者委員:木我委員、上山委員、岩瀬委員
4 議事
(1)委員長の選出
委員の互選により、新木委員が委員長に選出された。
(2)県立義肢製作所の現地調査及びヒアリング等
施設の現地調査及び指定管理者等からのヒアリングを実施した。
主な質疑等
【委員】
利用者アンケート集計結果の施設利用の動機別で、福祉からの紹介が多いが、医療機関からの紹介状況はいかがか。
【指定管理者】
医療機関の場合、決まった取引先等があるため、動機別でみると少ない状況。
【委員】
一人一人のニーズに沿った、補装具が製作できることは、義肢製作所の強みであるので、PRをしっかりと行ってほしい。
【委員】
オリヒメロボットの体験事業について、実施してみての感触はいかがか。
【指定管理者】
重度障害者用の意思伝達装置として意義のあるものと考えている。
【委員】
コロナ禍で、外出自粛が求められている中だと、特に利用のニーズが高いと思うが、コロナ収束後の、オリヒメロボットの使い道を模索した方がよい。
(3)群馬県聴覚障害者コミュニケーションプラザの現地調査及びヒアリング等
施設の現地調査及び指定管理者等からのヒアリングを実施した。
主な質疑等
【委員】
書籍の貸し出しについて要望の声があるがいかがか。
【指定管理者】
図書館があるので、まずは図書館を活用してもらうことが良いのではないかと思う。
指定管理業務の契約内容にも関わってくるので、県(障害政策課)ともよく相談が必要である。
【委員】
将来的には、利用者の自己啓発に繋がるよう、コミプラで書籍を充実させて貸出しができるようになればよい。
【委員】
利用者満足度調査のアンケート回答者を見ると、高齢層の利用者が多い。
今後は、若い利用者も増やしていく取組を実施してほしい。
【委員】
コミプラの役割は大きいので、今後も課題の改善に努めてほしい。
(4)群馬県福祉マンパワーセンターの現地調査及びヒアリング等
施設の現地調査及び指定管理者等からのヒアリングを実施した。
主な質疑等
【委員】
「福祉の裾野を広げる体験事業」の昨年度の利用及び採用実績は、いかがか。
【指定管理者】
令和3年度は、利用が2名。採用は1名の状況である。なお、令和4年度(11月末現在)は、利用が3名、採用2名の状況である。
【委員】
他業種から福祉分野に参入させていくことは、重要な取組であるため、是非この事業に力を入れてほしい。
相談者が2桁になるように、工夫しながら実施してほしい。
【委員】
社会福祉施設等職員研修を実施しているが、参加者の意識の変化は感じるか。
【指定管理者】
参加者の満足度は高いと思う。
【委員】
職員個人が、満足して終わりではなく、研修成果を職場に、持ち帰って、還元していくことが重要だと思う。
職場でどう還元してもらうか、一歩踏み込んで研修も企画してほしい。
Webでの研修は、参加者にとって利便性は高いが、講師と直接会える、対面研修も大事だと思うのでやってもらいたい。
【委員】
群馬県の有効求人倍率が、北関東の中で、一番高いということであるが、職種ごとのデータは把握しているか。
【指定管理者】
群馬労働局の資料を見ると確認できる。
【委員】
業界別の平均賃金等の調査を行い、もしその調査の中で、他の業界よりも少しでも平均賃金が高いという結果がわかれば、その結果を用いて、求職者への説明を行うことで、他業種から福祉分野への参入が進むと思う。
(以上)