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県営障害防止対策事業
更新日:2023年12月1日
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榛名山麓南東斜面に広がる相馬ヶ原は、明治43年から陸軍、戦後は米軍などの演習場となっていました。米軍による重火砲の実弾射撃や重車両の頻繁な往来が行われた結果、場内が荒廃し、周辺における水田659ヘクタールの用水源が極度に枯渇しました。
そこで、相馬原演習場に係わる用水補償工事を昭和30年から始め、第1次計画から第3次計画までは、主として既存ため池がかりの用水対策を行い、昭和54年からは、第4次計画として、河川・渓流から直接取水している水田地域における用水不足の解消を目的に貯水池の新設等を行いました。さらに、平成17年からは第5次計画として、これら施設の老朽化に伴う改修工事を実施しています。
5次計画概要
- 事業主体:群馬県
- 工期:平成17年度~令和8年度
- 補助率:10分の10
- 関係市町村:高崎市(旧箕郷町)、榛東村、吉岡町
- 受益面積:540.3ヘクタール
- 要求箇所数22施設(44施設:ため池20施設、水路等24施設)
令和4年度の完成施設
大宮導水路(取水工)
堂の入沢水路(舗装本復旧)