本文
平成23年度第32回群馬県公共事業再評価委員会議事録
開催日時
平成23年9月5日(月曜日) 13時30分~15時20分
開催場所
群馬県庁29階 第一特別会議室
議案
県審議事業
第1号議案 国道353号 祖母島箱島バイパス 道路改築事業
第2号議案 国道120号 椎坂バイパス 社会資本整備総合交付金事業(道路改築)
第3号議案 (主)高崎渋川線 2期工区 社会資本整備総合交付金事業(道路改築)
第4号議案 (主)藤岡大胡線 富田工区 社会資本整備総合交付金事業(道路改築)
第5号議案 一級河川 大川 社会資本整備総合交付金事業(河川改修)
第6号議案 吾妻川支川 東沢 社会資本整備総合交付金事業(通常砂防)
第7号議案 吾妻川支川 石形沢 社会資本整備総合交付金事業(通常砂防)
第8号議案 吾妻川支川 八木沢 社会資本整備総合交付金事業(火山砂防)
議案審議
(委員長)
本日の対象事業は県事業のみ8事業です。
本日の委員会の進め方は、重点審議事業を中心に審議していきます。
重点審議事業につきましては、事前に委員の皆様に選定していただいた重点審議事業候補の中から、第2号議案「国道120号椎坂バイパス社会資本整備総合交付金事業(道路改築)」、第5号議案「一級河川 大川 社会資本整備総合交付金事業(河川改修)」の2事業に決定させていただきました。
本日は、この2事業を重点的に審議し、その他の事業は簡略な審議をしたいと思いますので、よろしくお願いします。
それでは、これより審議に入ります。
始めに、第2号議案 「国道120号 椎坂バイパス 社会資本整備総合交付金事業(道路改築)」の説明を求めます。
なお、説明にあたりましては簡潔明瞭にお願いします。
重点審議
第2号議案 国道120号 椎坂バイパス 社会資本整備総合交付金事業(道路改築)
【道路管理課 議案書により説明】
【質疑・応答】
(委員)
時間的な流れを教えてください。平成9年度に事業が開始され、平成15年度に計画変更が発生しています。現行のルートはいつの時点で現行ルートになったのですか。また前回5年前の再評価はどのルートの再評価をされたのですか。平成9年度から現在のルートが決まるまで、工事としては何をしていたのでしょうか。
(道路整備課)
現行ルートに変更したのは平成20年3月です。前回の再評価については、平成15年変更ルートで行っています。平成9年度から現行ルートに決まるまでは、具体的な工事は実施しておりません。調査・設計等が主な業務であります。
(委員)
環境影響調査をされたということですが、当初ルート、平成15年変更ルート、平成20年ルート、いづれも実施したのですか。
(道路整備課)
実施しました。
(委員)
計画当初から現道を利用する計画は無かったのでしょうか。
(道路整備課)
当初ルート及び平成15年変更ルート検討時は、地元調整前の内部検討の段階であったことが実情であり、また事業費が大きく本当に実行に移せるのかの議論をしている段階だったので、地元の要望は確認しておらず、現道を利用するルートは検討しませんでした。
(委員)
当初ルート及び平成15年変更ルートについて、検討を行っていますが、実際の工事は行っていなかったのでしょうか。
(道路整備課)
工事については実施しておりません。
環境影響調査、設計業務等は行っております。
(委員)
環境影響調査等を実施することは良いことだと思いますが、はじめから地元のニーズに沿った形で事業計画していれば、必要のない出費をしなくても済んだのではないのでしょうか。地元の住民の生活や産業に密着した形で展開しなければ、地域社会に貢献するようなインフラ整備にはならないと思います。今後は、最初から地元のニーズに沿った、無駄な出費をしないようなことを重視したほうが良いと思います。
もう一つ、全体事業費についてですが、当初計画の事業費が116億円で、平成15年の変更により96億円となりましたが、その後のルート変更があったにもかかわらず、全体事業費が偶然にも96億円と同額なのは、なぜなのでしょうか。
(道路整備課)
たまたま同額になったものです。現在のルートは、現道を活用するルートであり、コストは抑えられるはずですが、平成15年変更ルートに比べトンネルの縦断勾配3%を確保するために、トンネル延長が長くなっています。トンネルの費用増加分と現道活用による費用減少分が相殺され、金額の増減はありませんでした。
(委員)
同じ金額というのはおかしいと思いますが、もう少し詳しく、区間ごとの費用を明確にしておいた方が良いと思います。
(委員)
例えば、平成15年変更ルートの新規区間を止めて、現道を利用し、トンネル部分だけ平成15年変更ルートを使えば、トンネルは安くなるし、新規区間もないし、96億円より減額出来たのではないでしょうか。
(道路整備課)
平面図を見れば簡単に取り付けられそうですが、高低差が大きく取り付けられません。
(委員長)
どこまで地元の要求を反映させるかは難しいところです。
当初計画は、冬場の維持管理の観点からいえば一番良いルートと思われますが、一番建設費用がかかってしまいます。そこで平成15年変更ルートとなったわけですが、そうなってくると地元からは、そこまでルート変更したのなら、もう少し地元の現道を活用し、地元の利便性を向上させるルートにして欲しいという要望が強かったのではないかと思います。
(委員)
環境影響調査や保護対策について学識経験者の意見を取り入れたということですが、どのような基準で実施したのでしょうか。冬期の交通安全確保などがあると思いますが、その他の項目にはどんなものがあったのでしょうか。
また、「群馬がはばたくための7つの交通軸構想」とありますが、具体的なはばたくための構想の基準とはどういうものか教えてください。
(道路整備課)
環境影響調査については、有識者検討会により絶滅危惧種の猛禽類の保護について、検討を行い、必要な対策工を講じて工事を施工しています。そのほかにも沢ガニ、野リス等についても調査を実施し、また植生物については、移植等を実施することで生態系に配慮しています。
(委員)
環境影響調査等については、工事の計画が固まってから実施するのですか。それともルートごとにそれぞれの時点で行うのでしょうか。
(道路整備課)
事業開始前から継続して行っています。
また、群馬がはばたくための7つの交通軸構想についてですが、これは大澤知事が提唱している道路整備構想で、本事業はその中の尾瀬軸に該当しています。
詳しいパンフレットを用意しますので、ご確認ください。
(委員)
このバイパス工事は産業や経済に与える影響は非常に大きいと考えます。工事の業者は入札で決まるのだと思いますが、県の事業において県の業者の優先順位等はないのでしょうか。
(道路整備課)
地域貢献度等が考慮出来る入札方法もありますが、本工事に関しましては、一般競争入札となっておりまして、県内業者を含めた3JVで契約しています。
椎坂白沢トンネルにおきましては、2分割工事で、沼田側は県内4社のJV、白沢側は東京の大手1社と県内3社のJV、椎坂利根トンネルにおきましては、県内3社のJVにより施工しております。
(委員)
現在、経済的にも厳しい時代であり、特に建築・土木は厳しい状況であります。地元経済を活性化させるためにも、出来るだけ地元の業者の利用をお願いします。
(技監)
平成12年12月議会において、「公共事業の県内業者への優先的発注並びに地元産品の優先使用を求める決議」をいただいておりますので、指名であれ一般競争入札であれ、そのような方向で努力しております。ただし、長大トンネルや橋梁工事等の技術的に難しい工事においては、県外の業者さんに対しても門戸を開いております。
(委員)
環境影響調査に関して、自然環境だけでなく、生活環境についての尺度も取り入れた方が良いのではないかと思います。さらにB/C算定に関しては国の基準を利用しているということですが、群馬県の環境評価として、自然環境、生活環境、生活福祉環境等の評価基準等というものも積極的に導入して、総合評価することにより、住民の合意が十分に得られる形で進めて欲しいと思います。
(建設企画課)
前回の再評価委員会でもお話したところですが、課題として前に進めるべく検討しているところであります。しかしながら現実としては県独自の基準を作るとか、県の考え方を国の評価に反映してもらうとかまでには進んでいないのが現状です。
ただし、先の東日本大震災を受けて、国では防災面での評価基準を新たに盛り込む方向となったことは一つ前進しました。
加えて、環境面の配慮とか医療面の効果とかが評価算定に反映出来るようになれば、良いのですが、まだ形になってきていないのが現状です。
(技監)
国の基準のB/Cというのは、事業を実施する上である程度固まっていることに問題があると思います。地元に対して、あるいは県民に対して説明しなければならないことは、予算を要求するためだけのB/Cではなく、様々な効果があるということを示すことも一つの手法であると思っています。
公共事業には様々な効果があるということを、いろいろな場でPRしていきたいと思っています。
(委員)
確かに一般的な基準というものを設定するということは、相当データが必要であり、すぐには出来ないと思いますが、それは引き続き検討をお願いしたいと思います。
また、病院に行くのにどのくらい時間が短縮されたとか、そういう視点はすごく重要だと思います。ここで生活している人々と、地域産業を営んでいる人々にとってこの道路はどれだけの有効性を持つのか、という目線とそういう基準を絶えず頭のどこかに置いて設計していくのは必要だと思います。そうすれば、当初ルートが沿線ルートまで変更されるようなことはなかったのだと思います。B/Cだけで道路を見た場合での、悪しき欠陥だったと思います。それはそれで反省してもらって、生活環境とか福祉とか地域の産業とかの活性や貢献に対して、この道路がどういう意味を持つのか、そのような視点で設計していくことを、今後もっと深めていって欲しいと思います。
(委員)
B/Cの算定については、国の基準にて算定するのは一つの方法として必要ですし、同じスケールで計ってますからいいんですけど、委員の皆さんが言われたような定量的でなくてもいいと思います。定性的なことでも、別枠で評価を作って出していただければ、もう少し説得性があるのではと思います。
(委員長)
それでは、第2号議案「国道120号椎坂バイパス 社会資本整備総合交付金事業(道路改築)」の対応方針を決めたいと思います。原案としては、「事業継続」となっています。原案通り決定してよろしいでしょうか。
【異議なしの声】
(委員長)
原案通り、決定することとします。
第5号議案 一級河川 大川 社会資本整備総合交付金事業(河川改修)
【都市計画課 議案書により説明】
【質疑・応答】
(委員長)
宝泉南部土地区画整理事業というのがありますが、計画の変更については昨年度合意されているということで良いのでしょうか。
(河川課)
平成23年1月に変更手続きを行っております。西側を区画整理区域から除外し、面積を半分程度まで縮めています。
(委員長)
これからは、土地の取得についてもスムーズに進んでいくことになるんですね。
(河川課)
そのとおりです。
(委員)
調書に平成10年度の河川の氾濫状況の写真が載ってますが、現在でもこのような状況が続いているのですか。
(河川課)
最近の大雨によっても、平成10年ほど酷くはありませんが、浸水した箇所もありました。
(委員)
先ほどの浸水というのは、大川調整池の下流側でも起きたのでしょうか。
(河川課)
そのとおりです。
(委員)
ちなみに、今回の大雨(台風12号)では、いかがでしたか。
(河川課)
今回の大雨では太田市付近の降水量は多くなかったため、被害は出ていません。
24時間で50ミリ程度の降水量でした。
(委員)
ハザードマップ(事務局注:調書P3に掲載の想定氾濫区域図)を見ると区画整理の対象地域が一番浸水の影響が大きいところだと思います。区画整理事業というのはとかく工期が長くなってしまうことが多いですが、区画整理事業を切り離すわけにはいかないでしょうけど、優先的に進めていかなくてはいけないと思います。河川整備としては区画整理事業と若干切り離しをしながら優先的に進めていかないと、相手任せでは先が見えないことになります。是非、早め早めの対応をお願いします。
(河川課)
17戸が河川事業に関連する補償物件となっていますが、河川事業者としても早期に工事着手が出来るように、その部分を中心に十分な調整を行っているところであります。
(委員長)
大川調整池から南の新田中部工業団地の用地買収については、問題はないのでしょうか。結構スケジュールがタイトな感じがします。
(河川課)
この地域の治水安全度は他と比べて低いため、地元からも早期整備の要望もあり、土地の取得は問題なく進む見込みです。
(委員長)
それでは、第5号議案「一級河川 大川 社会資本整備総合交付金事業(河川改修)」の対応方針を決めたいと思います。原案としては、「事業継続」となっています。原案通り決定してよろしいでしょうか。
【異議なしの声】
(委員長)
原案通り、決定することとします。
(委員長)
以上で、重点審議事業の審議は終了しました。
つづきまして、重点審議事業以外のその他の事業について審議することとします。
その他事業
事前に資料を配付しており、ひととおり見ていただいているものと思いますので、説明は省略し、簡略な審議としたいと思いますので、よろしくお願いします。
はじめに、第1号議案 「国道353号 祖母島箱島バイパス 道路改築事業」についてです。
第1号議案 国道353号 祖母島箱島バイパス 道路改築事業
【質疑・応答】
(委員)
走行経費減少便益について、随分大きなマイナスとなっています。走行時間短縮便益はプラスになっていますから、距離が短くなって走行経費が上がるというのはどういうことなのか教えてください。
(道路整備課)
この道路は盛土形式の自動車専用道路に近い道路となっており、非常に走行性が良い道路です。そうすると、地域のあらゆる交通量がこの道路めがけて集中します。この道路に乗るまでには時間がかかりますが、乗ってからは時間がかからないため、遠くの人もこの道路を利用するようになります。遠回りをしてもこの道路に乗ろうとします。遠回りするということは、燃料費がかさみます。この経費分が便益としてマイナスになります。
(委員)
一般的に走行経費減少便益と走行時間短縮便益というのは、比例関係になければおかしいと思います。おっしゃることも判りますが、時間は短縮されて走行経費だけが、つまりガソリン代だけが上がるということは、燃費が下がる以外に考えられません。
(委員長)
検討している対象地域が広いから、このようなことが起こるのではないですか。
(委員)
最短経路で配分されているわけですから、遠回りして時間かかかればそこは通らないはずです。マイナスになることも考えられますが、今回の算定では大きすぎる感じがします。
(道路整備課)
この道路は高速道路並の道路なので、広いエリアに影響しています。群馬県の西半分位は全て影響を受けます。
(委員)
例えば高崎から草津へ行こうとした場合、いろいろなルートがあると思いますが、走行時間が短縮されるということは、一番時間がかからないルートに配分されるはずですから、走行経費についてはプラスになるというのが一般論ではないでしょうか。
誤差はありますが、これほど大きなマイナスが算出されることは、普通は考えられません。
(委員長)
走行経費減少便益がこんなにマイナスになっても、B/Cが1.0を超えているので問題ないと思っていましたが、これについては計算を再度検証してもらうことで先に進めることでよいでしょうか。
(委員)
この道路は非常に崩落箇所が多い狭隘な道路と認識しています。まだ川原湯あたりの崖っぷちの区間は通るのでしょうか。
(道路整備課)
それは国道145号だと思います。その区間は昨年の12月に八ッ場バイパスとして部分供用を始めています。八ッ場パイパスは今年度中には全線供用開始する予定です。また、八ッ場バイパスは上信自動車道の一区間となっています。
(委員長)
それでは、次の議案に移ります。
第3号議案 主要地方道 高崎渋川線 2期工区 社会資本整備総合交付金事業(道路改築)
【質疑・応答】
(委員)
一般論としてですが、新しく道路が出来た場合、走行性が上がり、快適になると思いますが、旧道の沿線の商店などにおいては、車の通りが減少し、マイナス面が出てきています。新しく作ったことによるプラスとマイナスのあることが考えられ、このマイナス面を評価に取り込めるかどうか検討する必要があるのではないかと思います。
(建設企画課)
補助事業の採択要件としてB/Cを算出し、これまで再評価等していただいておりますが、先ほどの環境や医療等の評価について、数字として同じレベルで算出することはかなり難しいことだと思います。ただ、再評価の課程で、違った指標の評価がどのくらい出来るのかということに対して回答するための資料作りは、数字ではなくて出来るのではないかと思います。そういった必要に応じた資料の添付の仕方を検討してみたいと思います。
(委員)
こういった道路が出来ると、必ず沿線に商店施設ができ、新しい街が出来ます。するとその分だけどこかが廃れてゆくという構図はこれまでも続いてきています。こういったことは認識は出来ますが、それが再評価の基準になるかというのは非常に難しいと思います。
(委員長)
他に何かございますか。
それでは、次の議案に移ります。
第4号議案 主要地方道 藤岡大胡線 富田工区 社会資本整備総合交付金事業(道路改築)
【質疑・応答】
(委員長)
将来交通量について、推計で1.5倍程度になるようですが、これでよろしいのでしょうか。
(道路整備課)
はい。4車線道路となるため、交通量は増加します。
(委員)
ローズタウンの分譲計画について平成29年度までに1300戸の分譲を計画しているようですが、現在の状況はどうなっていますか。
(道路整備課)
平成22年度末で、404戸を分譲しています。
(委員長)
他に何かございますか。
それでは、次の議案に移ります。
第6号議案 吾妻川支川 東沢 社会資本整備総合交付金事業(通常砂防)
【質疑・応答】
(委員長)
現在の状況として、砂防ダム1基は完了して2基目に取りかかっているということでよろしいでしょうか。
(砂防課)
現在完了している砂防ダムは、平成11年に災害を受けた際に、災害関連事業として、この事業とは別事業として整備しています。
(委員)
このあたりは、今回の台風12号で降雨量が多かった地域ではないかと思いますが、工事途中の現場であることから、何か被害の報告はありましたか。
(砂防課)
特に報告はありませんでした。
(委員長)
他に何かございますか。
それでは、次の議案に移ります。
第7号議案 吾妻川支川 石形沢 社会資本整備総合交付金事業(通常砂防)
【質疑・応答】
(委員長)
公図混乱地域とは、公図が無かったということでしょうか。
(砂防課)
公図はあるのですが、現地と公図が一致していない状況でした。このため、現地での境界立会い等に手間取りました。
(委員長)
他に何かございますか。
それでは、次の議案に移ります。
第8号議案 吾妻川支川 八木沢 社会資本整備総合交付金事業(火山砂防)
【質疑・応答】
(委員長)
教えていただきたいのですが、最近、砂防ダムというのは透過型のダムが多いのでしょうか。
(砂防課)
最近では環境に配慮し、無害な土砂は下流へも流した方が良いのではないかという流域全体を考えた土砂対策を進めているところです。普段は水も土砂も流し、大きな災害が発生した際には土石流だけは止める透過型ダムが、最近では多くなってきています。
(委員長)
他に何かございますか。
(委員長)
以上で、その他の事業の審議が終了しました。
それでは、「対応方針」を決定したいと思います。
原案では、全事業「継続」となっています。
原案通り決定してよろしいでしょうか。
【異議なしの声】
それでは、全事業、「事業継続」とします。
(委員長)
以上で議案審議を終了します。
群馬県公共事業再評価委員会運営要領第14条により、公表を差し控える資料はございますか。
(委員長)
第1号議案のB/C算出における走行経費減少便益については、マイナスが大きすぎる感じがしますので、再度検討していただきたいと思います。そのままでは公表資料としては少し問題があるのではないかと思います。
(事務局)
再検討し、報告したいと思います。
(委員長)
以上で、次第3「議事」は終了いたしました。
その他
※閉会後、第1号議案のB/C算出について精査した結果、議案通りであることを委員長が確認した。
(精査結果は各委員に対しても資料を送付し、確認をいただいた。)