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平成29年度指定管理者評価委員会群馬ヘリポート部会概要
1 日時
平成30年7月10日(火曜日) 10時~12時
2 場所
群馬ヘリポート管理棟応接室
3 出席委員
小竹委員、中本委員、山本委員、高橋委員、神戸委員
4 議事
平成29年度評価について
〈指定管理者・県に対するヒアリング〉
委員:ドクターヘリが前橋赤十字病院に移転したので、平成30年度から使用回数が減るということか。
指定管理者:ドクターヘリが利用していた分は減る。
県:平成30年度は、舗装改良工事を実施しているため、外来機の利用を制限している。ドクターヘリの分も含め、平成30年度は大幅に減る予定である。
委員:指定管理者は、広島ヘリポートも管理しているようだが、豪雨に見舞われた現在の状況はどうなっているのか。
指定管理者:広島ヘリポートは無事であり、現在は、防災活動拠点となっている。
委員:ヘリコプターがどんどん飛んでくるのか。
指定管理者:災害救助用のヘリコプターが飛んできており、通常よりもトラフィックが多い。
委員:最近の苦情はどうか。
指定管理者:最近の騒音苦情はない。近年減少傾向にあり、「空の日」フェスタの開催効果が出ているのではないかと思う。
委員:パンフレットは、いつ改訂したのか。
指定管理者:2年前に改訂した。ドクターヘリが移転したため、今後、改訂する予定である。
委員:CS調査でわからないと回答しているところは、入居者以外の利用者ということか。
指定管理者:そのとおりである。
委員:前年度より赤字額は減っている。平成29年度の途中で新電力に交代させた効果が平成30年度に現れると思うが、これ以上、切り詰められるのか心配である。法律に基づき、かつ、安全に運営するのが当たり前のこの施設を、それでも赤字でやってもらっていることの問題点を考えなければならない。努力にも限度がある。指定管理者がこれ以上できないということであれば、指定管理料を増やす話であったり、「空の日」フェスタでグッズを売ったりするなど、自主事業で稼ぐなど、真剣に考えていかないといけない。
指定管理者:グッズの販売について、検討してみる。
委員:イベントの際に若手職員が参加しているが、その費用は指定管理料から出ているのか。
指定管理者:本社負担である。会社の方針で、若手に現場を見させるということで、研修として参加させている。
委員:空の日フェスタは自主事業に当たるのか。
県:平成29年度からは、仕様書に基づいた事業であり、自主事業には当たらない。
委員:ヘリポートの安全性を県としてどう考えるのか議論いただきたい。これから南関東で大地震が起こる可能性があり、発生した際には、ヘリポートの重要性は更に増すわけなので、きちんと管理していかないといけない。
〈評価委員会の評価〉
委員による討論を行い、評価委員会の評価を決定した。