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平成28年度第2回群馬県馬事公苑第三者評価委員会(抜き打ち調査)概要

更新日:2016年9月9日 印刷ページ表示

1 開催状況

  • (1)日時 平成28年9月1日(木曜日)10時から11時45分
  • (2)場所 群馬県馬事公苑

2 出席(委員)

4名(3名欠席)

3 抜き打ち調査概要

通常営業時の状況について、抜き打ちで調査を実施した。
指定管理者へは、当日午前9時に電話で調査実施について連絡。
馬事公苑2階談話室の利用予定がなかったため、談話室で委員会を開会。
施設内を次の順序で回りながら、各委員がその場で指定管理者にヒアリングを行った。

  • (1)受付
  • (2)管理棟2階トイレ
  • (3)つなぎ場
  • (4)本馬場
  • (5)審判棟
  • (6)屋内馬場
  • (7)第1厩舎
  • (8)第2厩舎
  • (9)物置
  • (10)第3厩舎
  • (11)練習馬場

4 主な質疑・意見

(委員)施設の老朽化が進んでいる。清掃について、クリーン作戦のようなことをしたらいいのではないか。受付については、手狭に感じる。また、初めての人が入りにくい。もっとオープンにできるとよい。

(委員)常連の利用者のためのロッカーは必要か。

(委員)馬事公苑は会員制をとっていないので、ビジター利用者のことを考えると適当ではないのではないか。

(委員)会員制にしようとすると、施設のリニューアルも必要かもしれない。

(委員)県外からの利用者も多い。そういう人が鞍を置いたりする場所があるといい。

(指定管理者)以前からそういう声はあるが、スペースがない。また費用的な問題もあり、なかなか実現できない。

(委員)いろいろな施設が予算要求をしてくると思う。県と相談して頭出しだけでもしておいたほうがいい。また、今後は競技者以外にも目を向けなければならない。ボランティアに利用者の対応をしてもらうことや、ホースセラピーについても考えられるといい。今後の施設改革について、指定管理者は何か構想があるか。

(指定管理者)施設の老朽化対応が精一杯の状況である。大規模改修までは考えていない。委員の意見を踏まえて、お客様の視点で今後どうしたらいいか考えたい。

(委員)高齢者や障害者といった利用者のことを考えると施設改修が必要になる。そのためにも予算要求の頭出しだけでもしておいたほうがいい。また、インターネットをこれからもうまく使うといい。

(指定管理者)ホームページについては、タイムリーに更新しており好評である。

(委員)受付のほこりやゴミが少し目についた。綺麗にしたほうがいい。また、コンクリートの割れ目に雑草が生えている。厩舎やつなぎ場の清掃状況も少し気になる。もっとこまめに掃くなどできたらいい。そういうことは、予算のかからないことなので、日頃から職員にがんばってもらいたい。

(指定管理者)厩舎清掃はいつも午前中いっぱいかかり、本日はまだ途中だった。

(委員)業者を入れた大々的な清掃もそろそろ必要なのではないか。

(委員)ボロ(馬の糞)は、一般の人はとても気になる。馬場整備もボロ取りをしてからハローをかけたほうがいい。普通の乗馬クラブはみんなそうしている。

(委員)夏は、おじいさんおばあさんが孫を連れて来苑することがよくある。ポニーの引き馬利用をしやすいように、2階の受付まで来なくても、その場で現金で払うとか、インターホンを利用するとか工夫ができないか。

(指定管理者)時間を決めてポニーを待機させておくことができれば、その場で支払をしてもらうこともできるが、人手の問題でなかなか難しい。

(委員)本日の調査では、もう少し綺麗にしようというのがメインの意見だったかと思う。また、接客面でも改善の必要性を感じた。施設の老朽化対策については、1,2年では難しいかもしれないが予算要求はしておいたほうがいいことは確かだ。今後もがんばっていただきたいと思う。

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