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群馬県有機農業推進計画(案)に関する意見募集の結果について

更新日:2021年7月15日 印刷ページ表示

 県では、「有機農業の推進に関する法律」及び「有機農業の推進に関する基本的な方針」に基づき、「群馬県有機農業推進計画(令和3年度~令和7年度)」を策定するため、原案を作成し、令和3年5月31日から令和3年6月29日までの30日間、郵便、ファクシミリ、電子メール、持参により、広く県民の皆様から意見の募集を行いました。
 このたび、寄せられましたご意見(延べ3件)及びそれに対する県の考え方を下記のとおり取りまとめましたので、公表いたします。
なお、寄せられましたご意見につきましては、取りまとめの便宜上、案件ごとに適宜集約させていただいております。
 今回、ご意見をお寄せいただきました方々のご協力に厚く御礼申し上げるとともに、今後とも、県行政の推進にご協力を賜りますようお願い申し上げます。

政策等の題名及び公布(予定)日

 群馬県有機農業推進計画(令和3年度~令和7年度)
 策定予定日:令和3年6月下旬

意見の提出数

 合計2通
 (ファクシミリ1通、電子メール1通)
 (意見の延べ数3件)

意見の採択により改正した箇所の有・無(有の場合はその概要)

 無

提出された意見の概要及び意見に対する考え方

1 第7 計画の達成目標について

【意見】
 エコファーマー平成11年施行、特別栽培認証制度平成13年12月に制定。有機農業推進法平成18年12月に施行している。なかなか人数、戸数、法人が増えていない現状。5年間令和7年度3倍くらいの目標をたて一年ごとにチェックすべき。
【回答】
 推進にあたっては、高い達成目標を設定し、推進を図ることは重要です。一方で、生産現場での取組状況を無視し、大きく乖離した目標を設定することは混乱を招きかねないため、過去5年間の推移を踏まえ、推進計画に基づく施策効果を加味しながら達成可能な目標を設定しています。
また、達成状況については、毎年度実績を把握・検証し、施策に反映させていきたいと考えております。

2 有機農業の推進体制の整備について

【意見】
 協議会を設置し、推進体制を整備することは緊急にすべき。消費者の理解増進・情報・有機農業者と消費者の交流支援は大切な事。いろいろな角度からPRを発信すべき。tsulunos(ツルノス)(32階)もせっかくできたのだから活用すべき。
【回答】
 有機農業の推進にあたり、有機農業者、消費者、流通業者、販売業者、市町村及び県から構成される協議会は既に設置しております。施策の推進にあたっては、同協議会の委員の意見を反映させながら、引き続き一般消費者への理解増進を図ります。
 また、動画スタジオの活用については、ご指摘のとおり色々な角度からPRすることは重要と考えており、tsulunos(ツルノス)等を活用した効果的な情報発信を進めたいと考えております。

3 有機農業のステップアップに向けた取組について

【意見】
 6ページの上から4行目部分の「エコファーマー認定における認定者延べ人数を」について、他の制度も含めて延べではなく実際に認定を受けている人数でないと現状が分からないのではないか?
【回答】
 エコファーマー認定者は、有機農業に取り組む生産者の最初のステップに位置づけた農業者です。県内で有機農業に取組む可能性のある生産者を広く把握するため、のべ人数を達成目標として設定しております。
 ※エコファーマーとは、「有機質資材等施用技術、化学肥料低減技術、化学農薬低減技術の3技術組み合わせて農業生産を行う農業者」です。