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平成27年度環境審議会水質部会結果概要
更新日：2016年3月16日
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平成27年度会議結果概要
1 開催日時
平成28年2月3日（水曜日）10時～11時30分
2 開催場所
群馬県庁16階161会議室
3 出席者
- 委員 4名出席（定足数5名）
- 事務局 環境森林部長、環境保全課長 他5名
- 関係課等 河川課
- 傍聴人 なし
4 配布資料
- 資料1-1 平成26年度公共用水域水質測定結果について
- 補足資料 平成26年度公共用水域水質環境基準達成率（BOD75％値）について
- 資料1-2 平成26年度地下水質測定結果について
- 資料2-1 付託された諮問事項
- 資料2-2 群馬県の生活環境を保全する条例施行規則の改正について
- 資料3 平成28年度水質測定計画（案）
- 参考資料3-1 平成28年度公共用水域水質測定計画の変更点
- 参考資料3-2 平成28年度地下水質測定計画における変更点
- 資料4 群馬県の生活環境を保全する条例（特定指定物質）の施行状況について
5 報告事項
（1）平成26年度水質測定結果について
平成26年度水質測定結果について、事務局が説明を行いました。
- 【委員】鶴生田川・城沼の河川浄化対策について、河川浄化対策を行ってどれくらい効果が出ていますか？
- 【事務局】直接浄化施設や導水によって、長年のトレンドで見ると、鶴生田川のBODの数値は改善してきているが、環境基準を達成するまでには至っていない状況です。城沼に入ると、閉鎖性水域でたまってしまい藻が繁殖したりすることで内部生産が発生しBODの数値が上昇することが考えられることから、定期的に浚渫を行っています。
- 【委員】平成26年度は、平成25年度と比較してBODの未達成が2箇所増えたということだが、何か原因は掴んでいますか？
- 【事務局】平成26年2月の大雪により河川の流量が増加し、翌月3月の数値が改善した地点があったことで平成25年度環境基準達成率が向上したが、平成27年3月の数値は例年の状況に戻り、平成26年度は未達成地点が増加したと考えられます。
- 【委員】地下水汚染については、農業畜産関係からの汚染が多いのですか？それとも生活排水系なのですか？
- 【事務局】10年前に、硝酸性窒素の汚染について調査研究を実施したが、畜産、農業、生活排水の複合的な要因による汚染で、これらについて対策を並行してやる必要があるということでした。
ただ、以前は3割近い超過率でしたが、今は10％を切るくらいの超過率であり、改善してきていると考えています。
6 付託された諮問事項
- 群馬県の生活環境を保全する条例施行規則の改正について
7 審議事項
（1）群馬県の生活環境を保全する条例施行規則の改正について
群馬県の生活環境を保全する条例施行規則の改正について、事務局が説明を行いました。
- 【委員】水質特定事業場リストの中に、トリクロロエチレンを使用している事業場はありますか？
- 【事務局】トリクロロエチレンを使用している事業場はありません。
（2）平成28年度水質測定計画（案）について
平成28年度水質測定計画（案）について、事務局が説明を行いました。
- 【委員】要監視項目中の＜健康項目＞と＜水生生物＞に同じ物質が重複していますが、それぞれ調査するということですか？
- 【事務局】区分上併記されていますが、実際には同じ調査です。
- 【委員】最近、バイオアッセイが盛んに行われていますが、今後、県で生物種の調査を実施する予定はありますか？
- 【事務局】生物調査については、県民の方に水生生物調査をしてもらい報告をしてもらうという普及啓発をしていきたいと考えています。
8 その他
（1）群馬県の生活環境を保全する条例（特定指定物質）の施行状況について
群馬県の生活環境を保全する条例（特定指定物質）の施行状況について事務局が説明を行いました。
- 【事務局】届出が必要な事業場はおおむね届出が行われたのですか？
- 【委員】おおむね届出されたと考えられます。届出のあった事業場については、環境事務所の方で定期的に巡回し、管理状況について確認させていただいています。
9 審議結果
（1）群馬県の生活環境を保全する条例施行規則の改正について
事務局案のとおり了承され、環境審議会本会に報告することになりました。
（2）平成28年度水質測定計画（案）について
事務局案のとおり了承されました。
