本文
環境森林部指定管理者評価委員会(群馬県野鳥の森施設及び各県立森林公園) 平成26年度評価結果概要
1 評価委員会の概要
(1)評価対象施設
施設名 |
指定管理者名 |
指定期間 |
群馬県野鳥の森施設 |
安中市 |
平成26年4月1日から平成31年3月31日 |
県立赤城森林公園
赤城ふれあいの森 |
群馬県森林組合連合会 |
平成26年4月1日から平成31年3月31日 |
県立森林公園「さくらの里」 |
(一社)群馬県森林・緑整備基金 |
平成26年4月1日から平成31年3月31日 |
県立みかぼ森林公園 |
みかぼパークマネジメントJV |
平成26年4月1日から平成31年3月31日 |
県立森林公園「21世紀の森」 |
利根沼田森林組合 |
平成26年4月1日から平成31年3月31日 |
(2)評価委員の構成
委員名 |
役職等 |
備考 |
岩丸 稔 |
公認会計士 |
平成17年度,20年度,25年度選定委員 |
茂木 三枝 |
中小企業診断士 |
平成20年度,25年度選定委員 |
浅川 千佳夫 |
日本野鳥の会群馬副代表 |
|
琴寄 融 |
樹木医(前日本樹木医会群馬県支部長) |
|
内山 恵子 |
ガールスカウト群馬県支部トレーナー |
|
(3)評価委員会の開催状況
回数 |
日時 |
場所 |
内容 |
第1回 |
平成26年7月17日 |
野鳥の森施設 |
現地調査及びヒアリング(野鳥の森施設) |
第2回 |
平成26年7月31日 |
さくらの里
みかぼ森林公園 |
現地調査及びヒアリング(さくらの里、みかぼ森林公園) |
第3回 |
平成27年2月6日 |
県庁161会議室 |
ヒアリング
(赤城森林公園及び赤城ふれあいの森、21世紀の森) |
第4回 |
平成27年7月6日 |
県庁161会議室 |
26年度評価結果概要まとめ |
2 評価結果
(1)評価基準
評価基準一覧
A(優良) |
- 事業計画、仕様書等の内容を上回る成果、実績がある。
又は
- おおむね事業計画、仕様書等どおりの成果、実績があり、かつ、施設の設置目的及び指定管理業務の目的達成に向けて非常に努力している。
|
B(良好) |
- おおむね事業計画、仕様書等どおりの成果、実績がある。
又は
- 成果、実績が事業計画、仕様書等の内容を一部下回っているが、サービス向上のための取組や課題等の改善を積極的に行っている。
|
C(要努力) |
- おおむね事業計画、仕様書等どおりの成果、実績は出ているが、管理運営に一部適正を欠く事項がある、又は積極的な取組が不足している。
又は
- 管理運営において工夫改善の必要な事項が散見される。
|
D(要改善) |
- 事業計画、仕様書等の内容の重大な不履行がある、又は非常に不適切な管理運営が見られる。
|
(2)評価結果
評価結果一覧
施設名 |
野鳥の森 |
赤城森林公園
赤城ふれあいの森 |
さくらの里 |
みかぼ森林公園 |
21世紀の森 |
総合評価 |
B |
B |
B |
B |
B |
評価項目 |
管理運営体制 |
B |
B |
B |
B |
B |
法令遵守等 |
B |
B |
B |
B |
B |
施設等の維持管理の状態 |
B |
B |
B |
B |
B |
サービスの提供内容 |
B |
B |
B |
B |
B |
サービス向上の取組 |
B |
B |
B |
B |
B |
(3)施設ごとの結果概要
ア 群馬県野鳥の森施設 総合評価
総合評価の考え方 |
- 施設の維持管理等は適切であり、概ね良好に管理されている。
- 施設の特長を活かした自主事業の実施を望む。
|
評価できる点 |
- 草刈、清掃など定期的に実施されており、清潔で快適な環境が常に保たれている。
- 市のホームページにおいて、簡潔に適切な情報を提供しており、広報活動の充実に努めている。
|
改善すべき点 |
- 利用者ニーズを把握するため、アンケートの回収率の向上が望まれる。そのためには、アンケートの設置場所や記入場所の確保及び記載内容の工夫が望まれる。
- 遊歩道などでヤマビル被害が予想されることから、利用者への告知等注意喚起等対策が必要である。
|
イ 県立赤城森林公園及び赤城ふれあいの森 総合評価
総合評価の考え方 |
- 施設の維持管理等は適切に実施されている。
- 広報や自主事業も積極的に行われるなど、適切な運営がされている。
- 積極的な利用者ニーズの把握に努め、更なる利用者増への取組みを望む。
|
評価できる点 |
- ホームページが充実しており、積極的な広報活動に努めている。
- 地域の関係団体、ボランティア団体との連携も良く、冬季事業を行うなど、積極的な自主事業の実施を評価する。
|
改善すべき点 |
- キャンプ場利用者向けアンケートを作成し、その提出を義務化するなど、利用者の声を施設の管理運営に活かす取組みを望む。
- 小中学校や青少年クラブ団体の利用増加のため、学校や関係団体との連携強化を望む。
|
ウ 県立森林公園「さくらの里」 総合評価
総合評価の考え方 |
- 施設の管理等については適切に実施されている。
- 自主事業の参加希望者が少ないことから、地元自治体や各関係団体との連携を深め、広報活動の多角的な実施を望む。
|
評価できる点 |
- 病害虫防除、施肥、剪定作業、草刈りや清掃、破損箇所の補修等園内の整備が行き届き、適切に管理されている。
- ホームページが充実しており、積極的な広報活動に努めている。
|
改善すべき点 |
- サービス(接客、案内、説明、観察会など)の提供により積極的な取組みを望む。
- 場所により桜の衰弱化が見られることから、樹勢回復のための更なる取組みを望む。
|
エ 県立みかぼ森林公園 総合評価
総合評価の考え方 |
- 施設の維持管理等については、適切に実施されている。
- 自主事業や広報活動を積極的に実施しており、今後、更なる工夫で利用者増を望む。
|
評価できる点 |
- 自主事業として多様なイベントを開催していることを評価する。
- 積極的にアンケートをとっており、その結果をサービス向上に結びつけている。
|
改善すべき点 |
- 自主事業を積極的に行っているが、参加者が少ない。
早期に準備し、実施内容にふさわしい時期に実施することを望む。
|
オ 県立森林公園「21世紀の森」 総合評価
総合評価の考え方 |
- 施設の維持管理等については適切に実施されている。
- 本公園の有効利用を促進するため、積極的な自主事業の企画・運営を望む。
|
評価できる点 |
- 施設は清潔に保たれており、環境の保持に努めている。
|
改善すべき点 |
- アンケートの回収数が極端に減少しているので、配布方法と回収方法の検討を望む。
- 公園のおすすめ散策経路のイラスト地図の作成・設置を望む。
- 本公園の特徴である広大な広場を活かした、自主事業の開催に向けた取組みを望む。
|
平成26年度評価(森林公園)へ戻る
「環境森林部指定管理者評価委員会」のページへ戻る