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平成26年度環境審議会第17回環境基本計画部会議事録
更新日:2015年2月24日
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開催日時
平成27年2月6日(金曜日)10時00分~11時50分
開催場所
県庁151会議室
出席者の状況
- 委員 6名(西薗部会長、新井委員、内山委員、大森委員、片亀委員、山口委員)
- 事務局(環境政策課) 3名
審議の概要
1 開会
略
2 議題
「群馬県環境基本計画2016-2025」の構成について
【委員の主な意見】
(計画の構成について)
- 茨城、長野、山梨の環境基本計画では、最終的なビジョンをまず先に持ってきている。到達点の目標をきちんと示さなければ、行政的な説明責任が果たせないのではないか。
- 個別の見直しは必要だが、現計画の5つの柱は次期計画においても踏襲でよい。
- ある程度漠然としたものであっても、最初にビジョンを示しておいて、全体構成を作った方がよい。
- 全体の構成としては、まずビジョンとそれに関連した基本目標、五本柱の分野の展開があって、それを見る視点としての重点的課題を設定して課題整理を行い、「みんなの重点行動」「県の施策展開」をつけるという形がいいのではないか。
(計画の内容について)
- 我々の世代が将来の世代にツケを残さないということが絶対に必要。将来世代にツケを残さないためにどうしたらいいか、という問題意識を県民全体で共有するというところを何か打ち出したい。現計画の第3部「将来の環境の姿」に、現世代の世代責任を盛り込むのがいいかなと思う。
- 地球温暖化のところに、自然エネルギーを促進するという項目が入った方がよい。
- 県民が取り組む動機付けとして、例えば生物多様性が大事だと県民にわかりやすく説明するコラムや囲みがあるとよい。
- 子どもと行政・NPO・ボランティア団体等については重点的に書かれているが、産業界があまり見えてこない。環境について取り組んでいる企業もあるので、そういう取り組みを取り上げるとよいと思う。
- 「すべての主体が」という「主体」という言葉が、一般の人にはイメージしにくいという話があったので、他県も参考にして、別の言葉を考えてみたい。
- 「水源」と「森林」は群馬の特徴として、ビジョンか基本目標に取り入れたい。
- 県内各地域の特性について、記載があるとよい。
- 都市的な機能も産業界が活動できる場所もありながら、自然も非常に近いという特性もビジョンの中に取り入れたい。
- コンパクトシティ的な発想もビジョンに取り込みたい。環境問題を突き詰めていくと、まちづくり的なところにも入ってくる。
- 気候変動の深刻化を計画の中でしっかり強調して、本気で取り組もうというところ打ち出す意味で、温暖化防止の中に、適応策を具体的に盛り込むことが必要。
(配慮すべき点について)
- 群馬県の特徴は、多様な自然。多野と利根では自然植生が全く違う。地域性が異なるものが組み合わさって多様な生態系ができている。
- 少子化・高齢化で、今ある自然をどう維持管理していくかが問題となる。
- 主体間をつなげる連携が重要。地域全体で企業同士の連携ができれば、相乗効果が上がる。
- 家畜糞尿300万トンというのは群馬県の特徴であり、再生可能エネルギーとも関連するので、農畜産業の位置づけ、将来像も環境としては欠かせない。
- 計画策定後の進捗点検は、市町村施策との関係も見られるとよい。
- 企業の取り組みやパートナーシップの事例を記載した事例集があるとよい。
3 閉会
略