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平成24年1月10日 県立森林公園評価委員会
1 日時、場所、出席者
日時 平成24年1月10日(火曜日)午前10時00分~午後4時15分
場所 群馬県庁161会議室
出席者 県立森林公園評価担当委員
2 議事概要
(1)群馬県野鳥の森施設について指定管理者から説明
- 施設概要及び事業内容について
- 自主事業及び利用者アンケートの結果について
(2)群馬県野鳥の森施設に関する質疑応答(主なもの)
(委員からの質問…Q:質問 指定管理者からの回答…A:回答)
Q:質問1 イベント等を実施することで来場者数を増やしたことは良いと思うが、対象者が安中市民に限られている。県の施設であるから、広く周知してほしいと思うがどうか。
A:回答1 もともとは市の自主事業として始めたものである。現在の応募者数だけでも対応が難しいので、範囲を広げるのは難しいと思う。
Q:質問2 野鳥観察小屋のコウモリの糞は撤去できたのか。
A:回答2 今までニオイも量もすごかった。複数の専門家に意見を聞くなどして、いろいろ試してみたが、暖簾を掛けたら効果があった。
Q:質問3 昨年の調査以来、特に大きく変わった点はないか。
アクセス問題などは相変わらずの課題だと思う。
努力はわかるが、特色ある公園なので、県内外からの集客を考えなくてはと思う。
A:回答3 周知の仕方は、他の施設と同様に行っているのだが、アクセスはやはりわかりにくいと思う。
公園の特性上、あまり人がきてもどうなのかとも思う。所管が観光課だが、ここを観光施 設にするのは難しい。野鳥観察の人にとっては、車が入ってきただけで怒る人もいる。
Q:質問4 観光施設にしなくてもいいのでは。歴史のある木があるということなので、教育委員会と連携して、教育施設としての活用を検討してはどうか。
安中市内の学校は来たりするのか。
A:回答4 こちらからの働きかけはしていないが、市内の学校は来ている。
横川SA:回答から入ってこられる道があるので、大型バスの観光客向けにSA:回答にパンフレットを置いたりして紹介をしている。
(3)県立森林公園「21世紀の森」について指定管理者から説明
- 施設概要及び事業内容について
- 自主事業及び利用者アンケートの結果について
(4)県立森林公園「21世紀の森」に関する質疑応答(主なもの)
(委員からの質問…Q:質問 指定管理者からの回答…A:回答)
Q:質問1 年に一度のイベントが音楽祭ということで、特色もあまりなく集客は大変だと思う。
集客について取り組みをもう一度説明して欲しい。
A:回答1 音楽祭の実行主体を森林組合が担うようになって、地域を巻き込んだ運営をしているが、人を呼び込むのが大変な場所である。
毎年世田谷区の小学校が沼田地域に林間学校に来るので、公園にも来てもらっている。
Q:質問2 音楽祭や雪まつりに関して、テレビやラジオの取材はあったか。
A:回答2 取材はあった。雪まつりについては、折り込みチラシを2万枚作成し配布して周知を図った。
Q:質問3 県内の子ども達の利用はどうか。
A:回答3 予め計画してというのはないが、近隣の小中高校生はよく利用している。
Q:質問4 ホームページ自体はよくできていると思うが、アクセスマップがわかりにくい。22年度に入場者数が増えているのは、全国育樹祭の影響か。
A:回答4 そうだ。23年度は放射線の影響もあってか年末現在で昨年度比-58%に落ち込んでいる。
Q:質問5 広大な芝生は、海外だとキャンプ場として利用するが、今後利用を広げる検討はしているか。
A:回答5 県の方で、火を使ってはいけないこととなっているので、管理者の方では変更できない。
事務局 公園のあり方については毎年検討しており、特にバブル崩壊以後はハード面からソフト面への転換が図られており、そういった面での活用を考えたい。
Q:質問6 2月の自然観察会は閉鎖中だが開催しているのか。
A:回答6 雪の中での開催となるため、小規模で地元の方を中心とした開催となっている。
Q:質問7 雪まつりの集客はどうか。
A:回答7 定着してきているので、200~300人くらい集まっている。
Q:質問8 県の施設であるが、集客は地元が中心なのか。
A:回答8 結果的には地元中心となっているが、広報は上毛新聞に掲載するなどして全県周知している。
Q:質問9 入場者数のカウントはどのようにしているか。
A:回答9 管理人がカウンターで数えている。イベントの時はもぎりの人数で数えている。
Q:質問10 音楽祭の経費はどこから支出しているのか。
A:回答10 実行委員会形式となっており指定管理料とは別会計となっているので、指定管理者としての支出には載ってこない。
(5)県立みかぼ森林公園について指定管理者から説明
- 施設概要及び事業内容について
- 自主事業及び利用者アンケートの結果について
(6)県立みかぼ森林公園に関する質疑応答(主なもの)
(委員からの質問…Q:質問 指定管理者からの回答…A:回答)
Q:質問1 立地からして埼玉からの集客がありそうだが、入場者数が少ない。
トレイルランニングはいつ開催したのか。
A:回答1 11月6日に開催した。地元の保護団体からは植物を荒らされるのであまり歓迎されていない。
Q:質問2 スーパー林道を走るのか。
A:回答2 園内を走る。
Q:質問3 トレランについて地元保護団体との話はどうなっているか。
A:回答3 できればやりたくない保護団体と、地域振興のためにやりたい地元自治体と意見が分かれたが、3年前に県を交えた会議で走行可能なコースを定め、参加者にも周知徹底しており、すでに合意済みである。
Q:質問4 アンケートの収集方法はどのようにしているか。
A:回答4 管理棟に備え付けてあるものに記入してもらう形となっている。
Q:質問5 勤務が1人体制の時があるようだが、危機管理の面からどうか。
A:回答5 携帯電話が通信手段である。
Q:質問6 あまり人気のないところであり、不安な面もあるのではないか。管理上、困っていることは何か。
A:回答6 夏場の(公園までの)道路の下草刈りである。カーブミラーを覆ってしまうほど草が伸び、道路が良くないと集客にも影響が出ると思うが、道路の管理は市なので、こちらではどうにもできない。
Q:質問7 利用者から直接的なクレームはあるか。
A:回答7 問い合わせはあるがクレームはない。
(7)県立桜山森林公園について指定管理者から説明
- 施設概要及び事業内容について
- 自主事業及び利用者アンケートの結果について
(8)県立桜山森林公園に関する質疑応答(主なもの)
(委員からの質問…Q:質問 指定管理者からの回答…A:回答)
Q:質問1 アンケート結果についてはどうなっているか。
A:回答1 冬桜の時期が11月~12月であるため、今年度のアンケートについては現在集計中である。
Q:質問2 管理運営上苦労していることはあるか。
A:回答2 桜の管理は本当に難しいと感じている。樹木医などいろんな先生に意見を聞いているが、先生も専門書もそれぞれ指導が異なったりするので、難しい。
Q:質問3 市の管理だが、立派な取り組みをしていると思う。
歴史ある冬桜を守れるのは、市だからではないか。地元との連携も市だからできるのでは。
A:回答4 市の担当者は4名しかおらず、この人数ではイベントも十分にできないが、地域の専門部会が協力してイベント等やってくれるので、非常に助かっている。今後も地域との連携を密にして取り組んで行きたい。
(9)県立赤城森林公園及び赤城ふれあいの森について指定管理者から説明
- 施設概要及び事業内容について
- 自主事業及び利用者アンケートの結果について
(10)県立赤城森林公園及び赤城ふれあいの森に関する質疑応答(主なもの)
(委員からの質問…Q:質問 指定管理者からの回答…A:回答)
Q:質問1 イベント以外でアンケートをとっているか。
A:回答1 木の家に用紙があるが、なかなか自主的な記入はされない。アンケートに答えた人へプレゼント配布も考えたが、他の施設とのバランスもあり、現在のような形をとっている。
Q:質問2 案内板がわかりにくいとの声があるようだが。
A:回答2 予算がついたので、わかりやすく対応する予定である。
Q:質問3 利用者への対応で心がけていることはあるか。
A:回答3 カーナビ検索されない機種もあるので、目印を教えるなどして迷わず来られるように案内するようにしている。
Q:質問4 CSR活動をする企業があるとのことだが、園内での活動か。
A:回答4 園内での植樹や森林ボランティアをしてもらっている。
Q:質問6 イベントなどに参加した人には次回の案内などしているか。
A:回答6 ダイレクトメールは必ず出しており、リピーターが多い。
Q:質問7 複数回開催することはできないのか。費用の問題なのか。
A:回答7 費用ではなく材料の問題である。例えばツル細工のツルはそんなに大量に取れない。
来年以降も継続して開催するなら、1回の使用量は多くできない。
Q:質問8 2月の委託費が多額だが理由は何か。
A:回答8 浄化槽検査や水質検査などの委託費請求がまとまってくるためである。
Q:質問9 ホームページも外部委託か。
A:回答9 作成は委託だが、ホームページ内のブログは指定管理者が作成している。
Q:質問10 ボランティアで講師をしてくれる人など、登録制をとっているか、
A:回答10 登録制はとっていないが、講師をボランティアでしてくれる人は多い。
(11)今後のスケジュールについて事務局から説明
(以上)