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平成22年5月18日 県立つつじが岡公園の現地調査
1 日時、場所、出席者
日時 平成22年5月18日(火曜日)午後2時~4時
場所 群馬県つつじが岡公園
出席者 県立つつじが岡公園評価担当委員(1名欠)
2 議事概要
(1)指定管理者による現地の説明
つつじが岡公園(花山部分)の維持管理の状況等について視察
(2)指定管理者による運営や管理状況等についての説明
- つつじの管理について
- 指定管理業務について
- 管理、運営、サービスについて
- 広報、自主事業等について
(3)評価委員と指定管理者による質疑応答(主なもの)
(委員からの質問…Q、指定管理者からの回答…A)
Q:利用者からクレーム等について
クレーム等の意見は、どういった方法で収集され、どのような対応をしているか。
A:市全体の意見箱として、「市長へのハガキ」というものがあり、その中で公園関係のご意見があれば、対応をしている。また、開園期間中であれば、園内の管理事務所に直接ご意見が寄せられることもあり、その場合も誠心誠意、対応している。
Q:公園の中に意見箱の設置はないのか。
A:それはない
Q:今までどういったクレームが多いか
A:つつじまつりの間は、例年トイレや駐車場に関するクレームが多いのだが、今年は寒さで開花が遅れ、入場者数が例年より集中しなかったせいか、今年のクレームはなかった。
Q:自主事業について、昨年度に比べて工夫した点はあるか
A:H24につつじが岡全体がリニューアルする計画であり、従来野外ステージで行っていたイベントが実施できなくなるので、野外ステージ以外でのイベントを企画中である。そのような影響もあり、今年度のイベント数は減らしている。
Q:トイレについて、どんな体制で管理を行っているか。
A:人員はシルバー人材センターから8名お願いしている。
まつり期間中は毎日(勤務時間は7時半~15時半)で各トイレ1日3~4回は清掃に入ってもらっている。その際にトイレットペーパーの補充なども行っている。まつり期間外は月・水・金が清掃日となっている。
Q:駐車場の賃借料は毎年変わっているか。
A:変わっていない。
Q:ツツジに薬品散布することについて、近隣住宅への影響はどうか。
A:無農薬では公園管理はできないので、難しい問題。
Q:安全管理について、駐在所があるとのことだが、駐在員が居る時間帯はいつか。
A:常駐時間は9時~16時半である。
Q:開園時間は何時からか。
A:7時~18時である。ただし、それ以外の時間もフルオープンである。
ただし、夜はツツジを休ませるために照明はつけていない。
Q:トイレはとてもきれいな印象を受けたが、開園期間中は特に女性用トイレが足りないのではないか。この敷地面積と入場者数に対し、トイレの絶対数が足りないように思うが。期間中だけでも仮設トイレを設置するとか、どうか。
A:トイレは今年はたまたま苦情が出なかったが、いつも問題となっている。
ちょうど平成24年がリニューアルなので、検討中である。
Q:駐車場について。先日開園期間中に来てみたが、その日は晴れていたが一昨日くらいに降った雨の影響で一部駐車場が閉鎖されていた。仕方のないことなのか。
A:その駐車場は民地なのだと思う。民地に関しては、規制はできない。
Q:園内はゴミもなくて大変きれいだが、ゴミ箱がおいてないのは観光地としてどうなのか。
A:都心の公園等ではすでにゴミ箱を設置しないところが増えており、当公園でも持ち帰りをお願いしている。園内のお土産屋さんも協力してくれて、ゴミを預かってもらう場合がある。たまに、木の茂みの下に缶などがおいてある場合があるが、係員が常に巡視しているので、ゴミが放置されるということはない。
Q:券売所の表に料金一覧があればいいのではないか。また、園内パンフレットは、例えば見所とか写真撮影スポットなどを入れて興味を引くようなデザインにしたらどうか。
A:こちらも感じていることはあるので、リニューアルに向けて改善していきたい。
Q:駐車場問題解消のために、美術館を巡るルートなども取り入れた市内巡回バスのルートを検討してはどうか。
A:検討したこともあるが、ツツジを見たいという人と美術館に行きたいという人は目的が違うので、うまく活用されないのではないかと思っている。
(4)今後のスケジュールについて
事務局から説明