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「第8次群馬県保健医療計画」の変更に関する意見募集結果について(令和2年度)
令和3年2月15日
健康福祉部医務課
県では、第8次群馬県保健医療計画の変更について原案を作成し、令和2年12月14日から令和3年1月12日までの30日間、郵便、ファクシミリ、電子メール、持参により、広く県民の皆様から意見の募集を行いました。
このたび、意見の募集結果を下記のとおり取りまとめましたので、公表いたします。
今後とも、県行政の推進に御協力を賜りますようお願い申し上げます。
政策等の題名及び変更(予定)日
(1)政策等の題名
第8次群馬県保健医療計画の変更
(2)変更(予定)日
令和3年3月下旬
意見の提出数
合計 1通 (ファクシミリ 1通)
意見の採択により改正した箇所の有・無(有の場合はその概要)
無
提出された意見の概要及び意見に対する考え方
(1)在宅医療の医療連携体制構築の取組について
意見
現状と課題で、自宅で療養を「望む」又は「条件が整えば望む」という人が6割を超えている。
一方で自宅で療養が「現実手可能である」とした人が2割を下回っているとあるのは、現実的に在宅医療の存在が認知されていないのと在宅医療もかなり安心して今は器具も揃い在宅医療を目指す医師も増えていることを発信すべきである。4割の差を意識から変え、望んでいる方向に強く歩む政策を打つべきである。
回答
県では、在宅での療養生活や看取り等を支援するための啓発用パンフレット「住み慣れたわが家で」の作成・配布を行うなど、在宅医療・介護の普及啓発に取り組んでいるところです。在宅療養を希望する県民が、その状態に応じた療養生活を送れるよう、御意見を参考にしながら、関係団体等と連携して、地域の実情に応じた在宅医療の基盤整備に取り組んで参ります。
(2)がんの医療連携体制構築の取組について
意見
がん検診受診率の数値目標が令和4年度に50%とあるが、前橋市が無料と打ち出し受診率日本一となったのを見本とし、各地で負担して無料にすればもっと増える。目標70%ぐらいの数字を掲げるべきである。また死亡者数も多いから各地で優先順位をあげて考える施策だと思う。
ぐんまの安心がんサポートブックについて、各世帯全戸配布し、各地で真剣に考えるべきである。新型コロナウイルス感染症よりがんによる死亡者数は圧倒的に多い。
回答
がん検診受診率については、平成20年に策定した「群馬県がん対策推進計画(第1期)」から50%を目標値と定めています。現状では、肺がん検診のみ目標値を達成しており、その他のがん検診は目標値以下となっているため、現在の目標値を維持する方針です。
また、市町村におけるがん検診の無料化については、各自治体の判断となりますが、自治体により所得に応じ無料にするなどの配慮を行っています。
ぐんまの安心がんサポートブックについては、毎年28,000部制作し、がん診療連携拠点病院及び群馬県がん診療連携推進病院、市町村、保健福祉事務所(保健所)、群馬県がん対策連携企業等と連携し、県民へ対し無料配布しています。また、県ホームページでも公開し、幅広く県民の方にみていただけるよう、周知しています。現状では、全戸配布は困難と考えていますが、今後の周知及び配布方法について引き続き検討していきます。