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令和元年度第4回健康福祉部等指定管理者評価委員会概要
1 日時
令和2年1月13日(木曜日)13時40分から17時00分
2 場所
群馬県立ゆうあいピック記念温水プール 会議室
群馬県社会福祉総合センター 7階 701会議室
3 出席委員
新木委員長、松岡副委員長、小澤委員、眞下委員、茂木委員、司東委員、高井委員
4 議事
(1)群馬県立ゆうあいピック記念温水プールの資料説明、質疑応答、施設見学
施設見学の後、障害政策課及び指定管理者から資料に基づき説明を行い、質疑応答を行った。
主な質疑等
【委員】
障害児施設の利用件数が増えているとのことだが、施設に対して案内等は行っているのか。
アンケート結果では、自らの運転で来館している方がほとんどであるが、今後、そういった方が免許返納等で車に乗れなくなった場合を想定し、バスなどの代替手段を検討しているのか。
【指定管理者】
障害児施設は、施設同士のつながりが強く、口コミで評判が広がり、利用件数の増加に繋がった。今後も、幅広く利用していただけるよう各種広報を強化していきたい。
現在、渋川市のバスが巡回している。今後は、免許返納等により利用者が増加すると想定し、アンケートの結果を踏まえ、医療機関等、その他の施設と連携したバスの運行に向けて検討を行っていきたい。
【委員】
昨年度に引き続き、高齢者への回数券の発行をお願いしたい。最初の要望から大分時間が経過しており、実施の可否について、可能な限り早期に方針を示していただきたい。
職員は研修等で自己研鑽に励み、利用者の指導も良くしていただいているが、送迎ドライバーについても、救急講習等を受けていただけるよう配慮をお願いしたい。
ボイラー等、施設の老朽化が目立ってきているため、計画的な修繕等をお願いしたい。施設修繕による休館日等がないようお願いしたい。
【障害政策課】
回数券については、関係の条例や規則等の改正について確認しており、また回数券のあり方の検討に時間がかかっている状況である。回数券が早く実現できるよう検討を進めたい。
施設の修繕について、大規模な工事は県で行っており、計画的に実施している。
【指定管理者】
送迎ドライバーについても、救急講習等を受講できるよう配慮したい。
【委員】
昨年度の委員会で駐車場が狭いという指摘があったため、検討を行っていただきたい。
【委員】
館内でケガをされた方に対して、スポーツ保険で対応したとのことだが、ケガをした場合は、原則保険で対応しているのか。
【指定管理者】
ケースにより異なる。今回のケースでは、状況や他の利用者への影響を考慮し、保険により対応し、円満に解決した。今後も、安全な施設利用を促し、より一層の注意喚起等に努めたい。
(2)群馬県社会福祉総合センターの資料説明、質疑応答、施設見学
施設見学の後、健康福祉課及び指定管理者から資料に基づき説明を行い、質疑応答を行った。
主な質疑等
【委員】
地下の福祉用具展示場について、以前と比較し、展示品が整理され、見学しやくなったと感じた。
非常用電源装置の燃料について、容量はどのくらいか。また、非常時のみ稼働するのか。
【指定管理者】
容量は、2,000リットルである。非常時と月1回の法定点検時に稼働している。
【委員】
燃料の消費期限は大丈夫か。
【指定管理者】
年1回の総合点検時に燃料を確認しているが、異常はない。また、点検等により一定の消費があるため、徐々に新しいものに入れ替わっている。
【委員】
非常用電源装置は、館内全ての設備に電気を供給するのか。
【指定管理者】
対象の設備が決まっており、全ての設備に供給されるわけではない。入館団体の非常用電源については、団体自身で確保していただくようお願いしている。
【委員】
1階に掲示されている福祉用具展示場への案内板に、展示だけでなく、体験との文言を入れることを検討していただきたい。
【委員】
8階のホールについて、児童関係団体の利用はあるか。また、ホールに設置されているピアノについては、毎年点検を行っているか。
【指定管理者】児童関係団体の利用については、保育園の遊戯会等で利用がある。ピアノについても、毎年点検を行っている。
【委員】
地下1階のバリアフリートイレについて、利用する人はいるか。
【指定管理者】
利用者は多くないが、同じ階にある福祉用具展示場の来場者に対して、その他機器の案内とともに紹介している。
(3)群馬県福祉マンパワーセンターの資料説明、質疑応答、施設見学
施設見学の後、健康福祉課及び指定管理者から資料に基づき説明を行い、質疑応答を行った。
主な質疑等
【委員】
求職相談については、景気等に左右されるため、人材育成に力を入れていただきたい。研修等に、より力を入れて、群馬県の福祉人材の育成を担っていただきたい。
また、保育分野・高齢分野と比較し、障害分野の施設の求人への応募件数が少ないため、引き続き小・中・高校生向けのセミナー等を通じて、障害分野の施設を身近に感じるような取り組みを実施していただきたい。
【指定管理者】
障害分野における著名人のセミナーや講演等を通じ、障害分野の施設への就職が少しでも増えるよう、引き続き取り組んでいきたい。
【委員】
紹介件数に対して、就職件数の割合が高いのは、求職者へのきめ細かい支援が実を結んでいると感じた。福祉人材が不足する中で厳しい状況であるが、引き続き人材の確保に向けて取り組んでいただきたい。
【委員】
セミナー等の年度毎の参加者データ等があると、事業の効果がより捉えやすくなる。重要な事業等については、事業実績の把握と検証により努めていただきたい。
【委員】
福祉系の学校に人が集まらない状況を実感しており、福祉人材が不足している状況にある。マンパワーセンターにおいても、教育委員会等と連携し、若い世代に向けた福祉職に関する啓発事業により力を入れていただきたい。また、大学や福祉団体、民生委員等とも連携し、群馬県として一つのチームとなって、福祉人材の確保に取り組んでいただきたい。
(以上)