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平成30年度第4回健康福祉部等指定管理者評価委員会概要

更新日:2019年3月14日 印刷ページ表示

1 日時

平成31年2月8日(金曜日)12時30分~17時30分

2 場所

ぐんまこどもの国児童会館
群馬県社会福祉総合センター
群馬県福祉マンパワーセンター

3 出席委員

太田委員長、茂木副委員長、小澤委員、眞下委員、松岡委員、菊地委員、松浦委員、高井委員

4 議事

(1)ぐんまこどもの国児童会館の資料説明、質疑応答、施設見学

施設見学の後、子育て・青少年課及び指定管理者から資料に基づき説明を行い、質疑応答を行った。

主な質疑等

【委員】
施設整備に関して、管理者側で困っていることや利用者側の要望はあるか。

【指定管理者】
建設から30年以上が経ち、課題が多い。そのうち、10年前に更新したプラネタリウムについて、県内の児童館での役割分担を進めていくためにも、関係機関と調整しながら、今後の整備の方針について検討したい。

【委員】
当館設置時は、子どもの健全な遊びの提供が主な柱となっていた。
しかし、社会が変わり、子育てが親子だけではなく、3世代で行う形になってきている。3世代の交流が出来る、人間関係を深めていけるような取組を行ってほしい。

【指定管理者】
児童館でSLや新幹線等に関する事業を企画すれば、県内の中高年が中心となったファンクラブに御協力いただけるとの話を聞いた。また、その家族に、他の児童会館の事業に参加してもらえる可能性がある。具体化するのは難しいが、引き続き検討していきたい。

【委員】
障害者雇用が0となっている。法定雇用率もあるので是非検討してほしい。

【委員】
児童虐待の可能性について、年間30万人以上の来場がある中で、職員から見て児童虐待の可能性を感じることはあるか。

【指定管理者】
児童虐待について、児童館がどのような役割を果たすか、大きな課題と考えている。児童虐待を受けている子どもに対する職員の対応研修等が必要になると思っている。

(2)群馬県社会福祉総合センターの資料説明、質疑応答、施設見学

施設見学の後、健康福祉課及び指定管理者から資料に基づき説明を行い、質疑応答を行った。

主な質疑等

【委員】
地下1階の福祉器具の展示について、利用者のアンケートを見ても、展示の状況について分からないと書いている人が多い。あれだけの広い施設なのに、ただ展示しているだけではもったいないので、新しい器具だけでも1階の入口に展示するなど、センター利用者に見ていただく工夫をする必要がある。

【指定管理者】
センター利用者は、1階に降りてそのまま帰ってしまうことが多い。検討した結果、1階レストラン横のスペースに、新製品の展示を行うようにした。

【委員】
構内に入ってから、満車のため構外駐車場へ移動してほしいと言われる。余分な時間を使わないためにも、構内に入る前に構外駐車場に駐車しなければいけないと分かるようなものがほしい。

【指定管理者】
混雑状況については、ホームページで発信している。また、トップページで構外駐車場の案内も行っている。

(3)群馬県福祉マンパワーセンターの資料説明、質疑応答、施設見学

施設見学の後、健康福祉課及び指定管理者から資料に基づき説明を行い、質疑応答を行った。

主な質疑等

【委員】
外国人人材について、福祉マンパワーセンターとの関わりはあるか。

【指定管理者】
関わりはあるが、実際に就職に結びつけるまでには至っていない。
昨年から体験実習を行っており、外国の方については2件マッチングを行った。しかし、外国の方は正規職員を希望、施設側は介護補助から始めることを希望され、結果的にミスマッチになってしまった。
施設側は関心があるので、情報提供は積極的に行っていきたい。4月から技能実習や外国人人材の流入等、大きな動きがあるので、県担当課と勉強しながら、必要な支援を行っていきたい。

【委員】
外国人人材については、地域性の問題もある。場所によっては外国人人材より、60歳以上の高齢者が対象になる可能性がある。福祉マンパワーセンターでも、高齢者を対象にしてみたらどうか。

【指定管理者】
元気な高齢者や子育てをしている女性などを対象にした面接会も行っている。

【委員】
人材確保と育成・定着は表裏一体である。質を高くすることで施設も良くなる流れを作っていかなければならない。

【指定管理者】
多様な方々の参入促進とともに、福祉職に入ってくる人の3分の2が辞めている現状から、労働環境の改善に取り組んでいる施設を紹介するなど、定着についての取組も積極的に進めていきたい。

(以上)

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