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「新・総合計画 ビジョン(原案)」に関する意見募集結果の反映状況について

更新日:2020年11月24日 印刷ページ表示

 県では、「新・総合計画 ビジョン」について原案を作成し、令和2年10月8日から令和2年11月6日までの30日間広く県民の皆様から意見の募集を行いました。
 その結果、いただいた意見のうち3件を採択させていただき、以下のとおり原案を修正しました。

新・総合計画 ビジョン(原案)に関する意見募集結果の反映状況について
番号 意見の概要 原案のページ 変更前 変更後
13 (経済)県が強みとしてきたものづくりのあり方が根本から変わり、新たな産業が求められる  コロナ禍の中で判明した事実の一つには、必要な医療・防災用の製品を必要な量必要なだけ確保する上で、日本のものづくりの力が頼りになるということ。
 人間社会が物理的存在から構成されている現実から、ものづくリの機能の意義が二義的なものに矮小化され、非ものづくり産業になるかの表現は不適当。
6ページ
  • 県が強みとしてきたものづくりのあり方が根本から変わり、新たな産業が求められる
  • 県が強みとしてきたものづくりのあり方が変わり、新たな価値の創出が求められる
35 デジタル化について  業務全てがデジタル化できるわけではないと考える。例えば、医療従事者の患者に対するデジタル化は一部のみで、「リアルな対面を前提とした、従来型の社会」である。電子カルテ、患者認証や投薬、手術など、デジタル化は進んでいるが、リアルな対面をなくすことはできない。
 「完全リモート化が求められるニューノーマルの世界で、(以下略)」とある。完全リモート化が求められている産業もあると考えるが、完全リモートが行えない産業も多いと考える。
 一方で、デジタル化ができない産業は、発展しづらいとも読み取れる。現実的には、中小企業が多い本県において、デジタル化・リモート化を取り入れつつ発展させていくビジョンが、現実的で必要と考える。
 デジタル化の必要性は理解するが、対面でしかできない産業・仕事を行う人も多いので、推進についての記載方法の工夫をお願いしたい。
27ページ 社会・経済機能の完全リモート化 社会・経済機能のリモート化の進展
34ページ
  • 完全リモート化のため、DXのペースは一気に加速
  • リモート化の進展のため、DXのペースは一気に加速
51ページ 完全リモート化が求められるニューノーマルの世界で、あらゆる産業は、もはやデジタル空間を無視しては成り立たない。 リモート化の進展が求められるニューノーマルの世界で、あらゆる産業は、もはやデジタル空間を無視しては成り立たない。
37 「始動人」とサーキュラーエコノミーについて  始動人は、デジタルスキルだけを身に着けるだけでなく、人としての当たり前のスキルも身に着けた人の事と理解した。デジタルスキルが前提と見える記載があるので、分かりづらい印象を受ける。
 「サーキュラーエコノミー」をつかさどるのは「人」である。災害をなくすのも、停電をゼロにするのも、電線をつなぐ「人の仕事」である。デジタルを考える上で、人の仕事は欠かせないものだと考える。
94ページ デジタルツールに「魂」を込める力を持った人材。 自ら考え、新しい領域で動き出す力。