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群馬県福祉プランについて
1 プラン策定の趣旨
当計画では、人々が様々な生活課題を抱えながらもそれぞれの地域で自分らしく暮らしていけるよう、地域住民等が支え合い、一人ひとりの暮らしと生きがい、地域を共に創っていくことのできる地域共生社会の実現を目指します。
また、市町村の地域福祉の推進を支援するための基本的方針を示し、各市町村の実情に応じた取組の促進を図るとともに、多岐にわたる福祉分野の施策を統括し、本県の福祉施策を推進するための指針となるものです。
2 プランの期間
令和2年度から令和6年度(5年間)
3 プランの概要
(1)基本的な考え方
基本理念:県民誰もが安心して暮らせる地域共生社会づくり
人口減少・少子高齢化の進展や雇用状況の変化、地域社会の変化等の中、8050問題やダブルケアなど、世帯が抱える課題が複合化・複雑化し、高齢者・障害者・子ども等の分野・対象者ごとに整備された公的支援制度では対応が難しい事例が顕在化しています。
そのため、人々が様々な課題を抱えながらもそれぞれの地域で自分らしく暮らしていけるよう、地域住民等が支え合い、一人ひとりの暮らしと生きがい、地域を共に創っていくことのできる地域共生社会の実現が求められています。
そこで、県では、当計画に基づき、県民誰もが安心して暮らせる地域共生社会づくりを進めます。
(2)主要な目標
基本目標1 共に支え合う「地域づくり」
住民に身近な圏域において、住民が主体的に地域課題を把握して解決を試みる「地域づくり」を支援します。
基本目標2 地域を支える「仕組みづくり」
市町村域、または市町村を越えた広域において、地域で解決できない課題の解決を図るため、多機関の協働による専門的・包括的な相談支援体制構築等の「仕組みづくり」を推進します。
基本目標3 福祉を支える「人づくり」
福祉サービスを支える人材の確保や資質向上を図るとともに、福祉活動等の住民参加を促進し、多様な福祉ニーズに対応する「人づくり」に取り組みます。
(3)計画の位置付け
- 群馬県総合計画の個別計画であり、福祉分野における最上位計画となるものです。
- 社会福祉法(昭和26年法律第45号)第108条の規定に基づく都道府県地域福祉支援計画として位置付けるものです。
4 策定及び一部変更の経過
- 令和2年3月 策定
- 令和5年3月 一部変更
一部変更の概要
「第4章 施策の方向」関係
(1)権利擁護の推進
令和4年3月に国が策定した「第二期成年後見制度利用促進基本計画」を踏まえ、担い手の確保・育成に関する取組を追加。
(2)福祉サービス基盤の確立・促進
- 「包括的な支援体制」の円滑な構築・実施を支援するため、令和3年4月の改正社会福祉法の施行に伴い創設された「重層的支援体制整備事業」に関する取組を追加。
- 孤独・孤立の問題が社会問題となっていることを受けて、国が令和3年12月に「孤独・孤立対策の重点計画」を策定したことを踏まえ、孤独・孤立に関する取組を追加。
「第5章 計画の推進」関係
(1)「人にやさしい福祉のまちづくり条例」適合証の交付数
「バリアフリーぐんま障害者プラン8」を踏まえ、目標(数値・年度)を変更。
(2)認知症高齢者支援に関する指標
「群馬県高齢者保健福祉計画(第8期)」を踏まえ、指標を変更。
変更前 認知症サポーター養成
変更後 チームオレンジ等設置市町村数
(3)介護予防に資する通いの場への65歳以上の参加者数及び割合
「群馬県高齢者保健福祉計画(第8期)」を踏まえ、目標(数値・年度)を変更。
(4)包括的な支援体制構築に関する指標
「新・群馬県総合計画」のKPIを踏まえ、新たに指標を設定。
指標名 包括的な支援体制の構築市町村数
(5)福祉人材確保の取組に関する指標
群馬県福祉マンパワーセンター(指定管理者制度導入施設)の取組に関する指標について、指定管理業務の成果指標が変更されたことに伴い、指標を変更。
変更前 群馬県福祉マンパワーセンター求職相談件数
変更後 群馬県福祉マンパワーセンター紹介者採用件数
(6)介護職員数
「群馬県高齢者保健福祉計画(第8期)」を踏まえ、目標(数値)を変更。
5 計画本文のダウンロード
【一括版】 群馬県福祉プラン(令和2年度~令和6年度) (PDF:6.1MB)
分割ファイル