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【11月】令和4年産秋冬邑美人(むらびじん)白菜現地研修会の開催
令和4年11月2日にJA邑楽館林西邑楽白菜部会主催による邑美人(むらびじん)白菜現地研修会が開催され、館林地区農業指導センターは生産者に向けて情報提供を行いました。
1 ねらいと背景
管内では平成23年度より白菜の結束作業を必要としない年内出荷作型を導入し、出荷期間拡大に向けた取り組みを行っています。栽培管理に要する労力が比較的少ないことから、作付面積は年々増加しており、出荷開始時期も前進傾向にあります。
年内出荷作型の導入によって出荷期間が5ヶ月以上に拡大したため、出荷時期ごとに異なる品種や管理が必要となりました。このことからJA邑楽館林西邑楽白菜部会では現地研修会を開催して、生育ステージごとに管理のポイントなどの情報提供を行っています。
2 取り組み内容
令和4年11月2日、生産者ほ場にて、「邑美人(むらびじん)」白菜の品質向上に向けた現地研修会が開催されました。当日は農業指導センター、JA、全農ぐんまの関係機関、種苗会社2社そして西邑楽白菜部会生産者の総勢40名が集まりました。
研修の内容は、農業指導センターから昨今の気象状況と作柄、そして今後注意すべき病害虫について説明しました。各種苗会社からは品種の特性を活かした栽培管理について説明がありました。全農ぐんまからは農業資材について紹介がありました。生産者から今後の栽培管理や病害虫防除における農薬選定について相談があり、品質向上に向けて理解を深めてもらうことができました。
3 今後の方向
館林地区農業指導センターでは、引き続き関係機関と連携して現地研修会や計画的な指導巡回を行い、生産安定と品質向上に向けた支援を行っていきます。
現地研修会の様子