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オーラルフレイルをご存じですか?
更新日:2024年5月23日
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オーラルフレイルとは、歯の喪失や、食べる、話すといった口の機能が弱ることをいい、
フレイル(全身の機能が弱ること)や要介護状態に進む要因の一つともいわれています。
あてはまるものはありますか?
お口に関する「軽微な衰え」が積み重なると、全身の機能の低下にもつながります。
オーラルフレイルに早期に気づき対応すれば健康な状態に戻すことが可能です。
出典:オーラルフレイル 3学会合同ステートメント
自分のお口の健康状態を知りましょう(オーラルフレイルセルフチェック)
あてはまる項目にチェックをしてみましょう。
チェック項目 | 選択肢 | |
---|---|---|
該当 | 非該当 | |
自身の歯は何本ありますか? (さし歯や金属をかぶせた歯は、自分の歯として数えます。 インプラントは自分の歯として数えません。) |
0~19本 | 20本以上 |
半年前と比べて固いものがたべにくくなりましたか | はい | いいえ |
お茶や汁物等でむせることがありますか | はい | いいえ |
口の渇きが気になりますか | はい | いいえ |
普段の会話で、言葉がはっきりと発音できない事がありますか | はい | いいえ |
5つ項目のうち、「該当」が2つ以上あると、オーラルフレイルです。
※注、歯を失ってしまった場合は入れ歯等を適切に使って、かたい物をしっかり食べることができるように治療することが大切です。
オーラルフレイルを予防するには
日頃から、オーラルフレイルを予防し健康寿命の延伸を目指しましょう。
オーラルフレイル対策のための口腔体操「日本歯科医師会ウェブサイト<外部リンク>」
かかりつけ歯科医をもちましょう
オーラルフレイルは、自覚しにくいお口に関する「軽微な衰え」です。早期にオーラルフレイルに気づき、適切な対応をすることで健康な状態に戻すことができます。かかりつけ歯科医をもって定期的に通い、お口の健康を守りましょう。