本文
【8月】稲作講習会の実施
更新日:2022年8月10日
印刷ページ表示
邑楽館林地域では7月、JA本所・支所において稲作講習会を5回開催したところ、生産者24名が参加しました。会場では座席間隔を空けるなどのコロナ対策をとりながら実施しました。
1 ねらいと背景
邑楽館林地域は作付面積約5,000ヘクタールの県内有数の稲作地域です。田植作業は4月中旬から7月上旬まで長く続き、早場地帯から麦あとまで作型が異なることから、地域ごとに5会場で稲作講習会を実施しました。講習会では、生育中期から収穫期の管理について説明しました。
2 取り組み内容
稲作講習会はJA邑楽館林本所と各支所の計5会場で開催し、座席間隔を空けるなどの新型コロナウイルス感染拡大防止対策をとりながら実施しました。また、JA各支所でも講習会資料を配布しています。
会場開催では5回で生産者24名が参加しました。講習会では、最新の生育情報に加え、高温による品質低下を軽減するための適切な水管理や追肥の方法、雑草・病害虫防除について説明しました。また、邑楽館林地域で作付けが拡大している「にじのきらめき」の栽培のポイント、近隣で発生しているスクミリンゴガイの注意喚起、農作業安全、GAPの解説も行いました。参加者の関心も高く、穂肥の時期やいもち病の防除方法、除草剤の使用方法などの質問が挙がり、活発な意見交換ができました。
3 今後の方向
水稲の品質・収量向上を目指し、関係機関と連携して、生育状況や病害虫の発生状況を把握し、情報の周知方法を工夫しながら栽培技術の支援に努めます。
スライドを使った講習会の様子