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在宅医療・介護支援パンフレット「住み慣れたわが家で」
更新日:2024年5月29日
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県では、病院を退院する患者さんやその御家族が安心して在宅療養に移行できるよう、訪問診療や介護サービス等の利用方法、家庭看護・介護のポイント、適切な相談窓口の紹介などを掲載した在宅医療・介護支援パンフレットを作成しています。
作成の趣旨
団塊の世代が75歳以上となる2025年に向け、医療や介護が必要な状態となっても、できる限り住み慣れた地域で安心して生活を継続できる環境を整備していくことが求められています。
パンフレットの内容
「退院の準備」、「日常の療養」、「緊急時の対応・看取り」について、在宅での療養を希望される方が感じる疑問や不安に対して回答する形式で掲載しています。
(1)「退院の準備」について
退院が決まって、在宅療養する場合の心配や不安をできるだけ解消してもらえるよう、訪問診療・訪問看護を受ける場合の相談先や準備すべき点等を紹介しています。
(2)「日常の療養」について
在宅で受けられる医療や訪問看護の利用方法、必要な費用のほか、介護保険で受けられるサービスや家庭看護・介護のポイント等について、分かりやすく紹介しています。
また、認知症や一人暮らしの場合など、具体的なケースごとに感じる不安についても掲載しています。
(3)「緊急時の対応・看取り」について
緊急時に備えて、連絡先一覧の準備や最期をどのように迎えたいか家族と話し合うことについて掲載しています。
配布先
病院等の退院支援担当者や地域包括支援センター職員等が、在宅療養を希望する患者さんやその御家族の方への説明に活用していただけるよう、県内医療機関や地域包括支援センター等に配布します。