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平成27年群馬県産業連関表「経済波及効果分析ツール」を作成しました!

更新日:2022年6月7日 印刷ページ表示

産業連関分析とは

 産業連関表を用いて、経済波及効果の測定や経済構造の把握などの分析を行うことです。
 ある産業に需要が発生すると、その生産を賄うための中間需要が発生し、他の産業にも次々と新たな需要が生まれていきます。これを経済波及効果といいます。産業連関表を用いると、各産業間での原材料の取引がどれだけ行われているのかということを通して、ある産業の需要が増えたことによる生産の増大が他の産業へどれだけの影響を与えていくか分析をすることができます。
 ※産業連関表については下記外部リンクを御参照ください。
 産業連関表(群馬県統計情報提供システム)<外部リンク>

分析ツールとは

 簡単な入力作業を行うだけで経済波及効果等を算定できるツールです。分析する内容によって使い分けができるよう、計7種類のツールを作成しました。
 また、「需要増加」、「建設投資」、「生産増加」の3つのツールにおいては、産業廃棄物や地球温暖化物質の誘発量の推計も可能です。

分析ツール一覧
項目 ツール名 説明
1 需要増加 消費などの最終需要が増えたときにどれくらいの経済波及効果があるかを計算します。
2 観光客増加 観光やイベントなどでどれくらいの経済波及効果があるかを計算します。
3 収入増加 賃金など県民の収入が増えたとき、どれくらいの経済波及効果があるかを計算します。
4 建設投資 建設工事について、工事の種類別に経済波及効果を計算します。
5 設備投資 企業の設備投資について、業種別に経済波及効果を計算します。
6 生産増加 県内の企業等が生産を増加したとき、どれくらいの経済波及効果があるかを計算します。
7 価格波及 産業部門の雇用者所得や営業余剰が増加した場合や特定の産業の価格が上昇したとき、波及効果によりどれぐらい財・サービスの価格が変動するかを計算します。

 また、このツールを使ってどのような分析ができるか分かりやすい事例をまとめた「産業連関分析事例集」も併せて作成しました。
 「平成27年産業連関表分析ツール」及び「産業連関分析事例集」については下記外部リンクよりダウンロードが可能です。
 「平成27年産業連関表分析ツール」(群馬県統計情報提供システム)<外部リンク>
 「産業連関分析事例集」群馬県統計情報提供システム)<外部リンク>