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平成29年度市町村民経済計算の結果について

更新日:2020年4月17日 印刷ページ表示

市町村民経済計算とは

 市町村内における各経済主体(企業、家計、財政)が、経済活動により1年間に新たに生み出した価値(付加価値)の流れを、生産、分配の二面から総合的に捉えたもので、国民経済計算、県民経済計算の市町村版にあたります。
 各市町村経済の構造、規模及び成長率が一目でわかるので、市町村間の比較も容易であり、各種施策の企画立案や地域の経済分析等に活用されています。

結果の概要

 平成29年度の群馬県経済は、製造業では主力の輸送用機械そして化学等の生産活動が活発で、非製造業でも卸売・小売業、運輸・郵便業等の多くの産業の業績が好調であったため、緩やかな改善を続けました。
 それにより雇用者報酬や企業所得が増加しました。
 県内総生産(名目)は8兆9704億円で、対前年度比3月4日%増、県民所得は6兆5157億円で、これを人口で除した1人当たり県民所得は332万5千円となり、5月2日%増といずれも前年度に比べて増加率が拡大しました。
 これらの県内総生産、県民所得を、各種統計データ等により市町村に分割したものが、市町村内総生産、市町村民所得です。

(1)市町村内総生産額

 製造業、卸売・小売業、運輸・郵便業等が市町村経済を牽引し、29市町村で前年度を上回りました。

  • 総生産額上位
    1位 高崎市 1兆5,841億円(対前年度比3月4日%増)
    2位 太田市 1兆4,849億円(対前年度比3月4日%増)

(2)市町村民所得総額

  多くの産業で業績が好調であったことを受け、多くの市町村で雇用者報酬や企業所得が増加し、33市町村で前年度を上回りました。

  • 市町村民所得総額上位
    1位 高崎市 1兆2,736億円(対前年度比4月2日%増)
    2位 前橋市 1兆1,083億円(対前年度比2月9日%増)

(3)1人当たり市町村民所得

 市町村民所得総額の増加や人口減少により、全市町村で前年度を上回りました。

  • 1人当たり市町村民所得上位
    1位 千代田町 4,798千円(対前年度比2月1日%増)
    2位 大泉町 4,395千円(対前年度比12月9日%増)

1人当たり市町村民所得とは

 雇用者報酬、財産所得、企業所得の合計である市町村民所得総額を、人口で除したものです。したがって、企業の利潤なども含む市町村経済全体の所得水準を表しており、個人の所得水準を表すものではありません。

※より詳しい情報は、下記外部リンクに掲載しています。

 市町村民経済計算(群馬県統計情報提供システム)<外部リンク>