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「群馬県観光振興計画(原案)」に関する意見の募集結果について

更新日:2021年3月4日 印刷ページ表示

県では、「群馬県観光振興計画(原案)」について、令和3年1月13日から令和3年2月11日までの30日間、郵便、ファクシミリ、電子メール、持参により、広く県民の皆様から意見の募集を行いました。
このたび、寄せられましたご意見(延べ14件)及びそれに対する県の考え方を下記のとおり取りまとめましたので、公表いたします。
なお、寄せられましたご意見につきましては、取りまとめの便宜上、案件ごとに適宜集約させていただいております。
今回、ご意見をお寄せいただきました方々のご協力に厚く御礼申し上げるとともに、今後とも、県行政の推進にご協力を賜りますようお願い申し上げます。

政策等の題名及び公布(予定)日

  • 群馬県観光振興計画
  • 令和3年3月策定予定

意見の提出数

 合計 2通
(電子メール 2通)

意見の採択により改正した箇所の有・無(有の場合はその概要)

 有

提出された意見の概要及び意見に対する考え方

提出された意見の概要及び意見に対する考え方一覧
意見の概要 意見に対する考え方
  • データマーケティングはデータサイエンスから
  • データサイエンティスト人材の育成を図る。情報処理の作業から解放されたプロフェッショナルな人材(異人)を輩出する。
データサイエンティスト人材の育成は、大変重要な視点だと考えています。
県域DMOを中心として、地域の観光担当者等のデータマーケティングに係るスキルアップや人材育成に向けた取組を進めて参ります。
観光地域づくりをリードする中核人材の育成が必要だが県内高崎経済大学地域政策学部を全国屈指の学府に押し上げて欲しい。優秀な指導者を招聘し世界に通ずる学徒を輩出して欲しい。 観光地域づくりをリードする中核人材の育成は、特定の機関の向上を目的とせず、大学を含め、県内の多様な関係者・機関と連携・協力の上、進めて参ります。
移住・交流・関係人口の増加に向けた取組の推進について、明確な数字を掲げ、ゼロベースからたたき上げていただきたい。数字が伴わなければ後退と同様である。 交流人口・関係人口の増加だけでなく、移住人口の増加を意識し、ワーケーションの推進など、基本計画を進めて参ります。移住人口の目標については、県総合計画に掲げています。
「群馬ならではの魅力」とは何でしょう?温泉?自然?温泉がない地域は観光地域失格?温泉に行きたい気持ちを掘り起こすことがポイントと考えます。 ご意見を踏まえ、今後の施策に生かしていきます。
ワーケーションは地方都市の切り札だが、過疎参山間地域ではどのような施策を想定しているのか?モデル地域として視野に入るのか。 群馬県の過疎山間地域には、温泉を始めとした魅力ある観光資源が数多くあります。このような観光資源とコワーキングスペース等を結びつけて、群馬ならではのワーケーションを構築したいと考えております。
全文にカタカナ言葉や略語、流行語が目立ちます。ぜひ様々な世代の県民に分かりやすく、親しみがあり、参加のできる表記をお願いします。 ご意見を踏まえ、各ページに用語の解説を設けました。
疎という漢字に違和感があります。疎という文字には、
  • 親しみが持てない。わずらわしく思う。
  • 不案内である。関心がない。
  • 愚かである。間が抜けている。
このような言葉を観光に使うのはいかがなものでしょうか。再考いただきたいと思います。
これまでの大都市のような「密閉×密」な空間と対比し、ゆとりのある空間を表現するため、「開放×疎」と記載しています。
テレワーク、ネットショッピング、リモート等々、若い世代の方たちには、すぐに対応できると思いますが、観光に対して、一番お金を使うと予想される高齢者に馴染むのかは疑問です。若者世代と高齢者は少し分けて対応されたほうが良いと思います。
また、これだけテレワーク等を推奨されているので、ご存じと思いますが、東京の『オリィ研究所』で開発しているロボット『OriHime』の活用も検討する価値があると思います。
18項の観光のバリアフリ-化の取り組みにも関係すると思いますが、『OriHime』は、遠隔操作でありながら、「その場にいる」感覚を共有できる分身ロボットです。
重い障害のある方でも、旅を体感できる素晴らしい最先端技術です。
ご意見を踏まえ、今後の施策に生かして参ります。
本県に訪れているチャンスとは、どんなチャンスですか?本県を取り巻く様々な状況、課題とはどんな事なのか具体的に示してください。チャンスは県民全体が共有し、活用したいことだと思います。課題等も共有意識が必要だと思います。 新型コロナウイルス感染症の影響を受け、ゆとりのある空間へのトレンドが強まると考えられるため、これまで本県の弱みと考えられていた人口減少が強みになる可能性があることから、本県観光誘客にとってのチャンスと捉えています。
現状及び課題は5~12ページに記載しています。
SDGsですが、そもそもこの未来を変えるための目標について、どれくらいの県民が理解しているでしょうか?世界が取り組む17の目標を意識することは、とても重要であると思いますが、具体的なものが見えてこない。群馬銀行がSDGs宣言をしていますし、昨年は、前橋市の広報に掲載がありました。新聞、テレビでも見聞きするようになってきましたが、関心を持っている人はまだ少なく、知らない人が圧倒的です。SDGsを掲げるなら、この事についても具体的な例を示し、周知もお願いしたいと思います。 本県では、人口減少・超高齢化など社会的課題の解決と持続可能な地域づくりに向けて、市町村、企業、大学、NPO、県民等と一体となってSDGsを推進するため、「ぐんまSDGsイニシアティブ」を発信しています。
次期観光振興計画においてもSDGsを推進し、「持続可能な」観光振興を進めていきます。合わせて、ご指摘の周知についても進めて参ります。
ビジタートイレは、整備されている所も多く、素晴らしいと思います。NPO法人ぐんまが取り組んでいたと思いますが、ビジタートイレは全国にアピールして欲しいです。数年前からサービスエリア等のトイレがとても綺麗で使いやすくなっていますが、『トイレ』は観光の大きなポイントになっています。厚木インターのトイレは、トイレに入る事を目的として、わざわざドライブに来る観光客が多いそうです。 ご意見のとおり、トイレは観光地のイメージを左右する大きな要因です。トイレを清潔に維持することで、県内観光地のイメージアップと集客に資するものと考えています。引き続き、ぐんまビジタートイレの認証を進めて参ります。
マイクロツーリズムの推進について、誘客ターゲットとはどのような人たちでしょうか。近隣の誘致も必要ですが、群馬県民が地元を見つめ直し、地元の素晴らしさを体感できるような観光ツアーなどの企画もぜひ、お願いしたいと思います。
群馬に住んでいても、その地域も、自然も、食も、そこに生きる人たちのことも、まだまだ知らない素晴らしい所がたくさんあるのです。
その中の一つに、群馬が全国に誇れる温泉があります。エリアごとに泉質も違い、草津のような有名な温泉地から、ほとんど知られていない秘湯まであり、幅広い年齢層の人たちが訪れ、県外からのリピーターも多いです。でも、肝心の県民はその価値を充分に知らないのではないでしようか。とてももったいなく、残念なことだと思います。
群馬県民が群馬のリピーターになることが未来に繋がる観光振興だと思います。地元を知ることにより、さらに郷土愛も深まると思います。
「マイクロツーリズム」は、星野リゾートの星野氏が提唱していたと思いますが、群馬独自の垢抜けたコピーがあると良いと思います。
ご提案の県民が地元の魅力に気づき、県内の旅を楽しむという視点は、大変重要なものだと認識しており、ご意見を踏まえ、具体的な施策の検討を進め取り組んでまいります。
群馬にも、「ここには行く価値がある」と思える素晴らしい所がたくさんあります。
群馬は県土の1/3が森林であり、美しい自然に恵まれ、県内には効能や泉質の違う温泉がたくさんあり、道路は整備されて街路樹も綺麗です。
美味しい食べ物もたくさんあり、人々は人情に厚く親切です。群馬は観光の魅力に溢れています。
しかし、群馬には残念ながら、その魅力を伝える意識が少ない、もしくはセンスが無く、失敗している、あるいは発信しても上手に知られていないかもしれません。様々な努力もしているのに、充分に生かされていないように思います。
ご意見のとおり、本県には魅力的な観光資源が多々存在しています。そのような群馬ならではの魅力を生かしたプロモーションを行うほか、デジタル技術も活用しながら、新たな価値を生み出していきます。
市、町ともに、様々な魅力は十分にあるはずですが、それぞれが個別に頑張っていても限界があると思います。
県と市町村の連携がうまく取れなければ、観光振興は難しい状況だと思います。自分の所だけが良ければいい、という感覚を捨て、オールぐんまの体制作りもお願いしたいです。
ご意見のとおり、県と市町村とが連携し観光振興を進めて行くことが重要と考えています。各種施策を行うにあたっては、市町村との連携を意識しながら進めて参ります。

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